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第210話 ルカ姫救出作戦(3)

カッポレとセシル団長を置いていく事の許可を国王様から得る事が出来たので

僕はすぐにピロースの元にとって返し、その事を彼女に告げた。


「よかろう、なんだ正しい判断出来るじゃ無いか?……お前に付いてきた事を後悔するところだったぞ」

「ごめんね、がっかりさせてしまうような事を言って。それでは早速行こうか?」

「わかった、その前にもう一度聞くぞ姫が捕らえられている場所は魔王軍の前線基地となっている村の中にあるザナドゥの住居だ。

……そのためザナドゥと遭遇する可能性があるという事。さらに村全域に魔王の結界が張り巡らされているので潜入したら魔王には一発で判明する。つまり魔王と戦闘になる可能性が極めて高いというわけだが……それを承知で赴くと言うのだな?」

「うん、勿論だよ必要ならば魔王も僕が倒してみせるよ」

「……ピロース?ちょっと聞いても良い?魔王って言えば魔人国の親玉でしょ?何故居城にいないのかしら?」

アイシャがピロースに質問する。

うん、確かにそれは不思議だよね。

わざわざ大将自らが前線に出てくるなんて、こちらで言えばファーレン国王様が前線に出てくるようなものだしね。


「……すまないがそれは私も知らない。勘違いして欲しくないのだが別に私は魔王軍の幹部であった訳では無い、幹部(ザナドゥ)の奴隷だったというだけの女だ。情報が欲しいという気持ちは理解出来るが、知っている事などごくわずかだという事だ」


ピロースとの会話も終わりいよいよ敵地へと乗り込む時がやってきた。


……はて、一体何処に飛べばいいんだろう?

「ピロース、何処に繋げばいいの?」

「そうだな?オオセ王国跡に行ければ近くていいだろう」

オオセ王国……そんなとこ行けないぞ……あ、待てよザナドゥに滅ぼされたんだっけ……そっかヨルムンガンド様の背中から見た村ならどうだろう??



現在ベストな体勢が決まっておらず長時間の執筆が苦しい状況です。


ツイッター(@sakuya_live)ご覧の読者様はご存じですが9/1から復職となっております。

まだツイッターの方ごご覧頂いていない読者様、出来ましたら確認願います。

わたしからメッセージを送りたい時、更新の際に前書きや後書きを利用せざるをえない状況ですが

それだと伝えたいタイミングを逸する場合があります。

出来る限り多くの読者様にツイッターを確認頂けたらと願っております。


今後とも『カット&ペーストでこの世界を生きていく』を宜しくお願い致します。


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