第209話 ルカ姫救出作戦(2)
現在ベストな体勢が決まっておらず長時間の執筆が苦しい状況です。
さて8月も終わり、9月が始まりましたね、
ツイッター(@sakuya_live)ご覧の読者様はご存じですが9/1から復職となっております。
まだツイッターの方ごご覧頂いていない読者様、出来ましたら確認願います。
わたしからメッセージを送りたい時、更新の際に前書きや後書きを利用せざるをえない状況ですが
それだと伝えたいタイミングを逸する場合があります。
出来る限り多くの読者様にツイッターお方を確認頂けたらと願っております。
今後とも『カット&ペーストでこの世界を生きていく』を宜しくお願い致します。
……さってと、ピロースを連れてくるかな。
【固有魔法・時空】を使い世界樹の迷宮へと繋ぐ。
いつもの黒い渦が目の前に出現し、僕が飛び込もうとすると中から何かが飛び出して来た。
『マインお義兄様~遅いです、遅いです~クゥは待ちくたびれちゃったのです~』
そう、黒い渦から飛び込んで来たのはクゥだった。
王宮に僕が先に行ったので待ちくたびれたみたいだ。
そして、続き、顔を現したたのはアイシャだ。
続けて顔表したのはピロースだった。
腕輪の効果で別人には見えるが、顔立ちは依然美しいままだ。
「良かった、やっぱりマイン君だったのね……クゥが突然、飛び出して行っちゃってねそこに突然現れた渦に飛び込んじゃったので心配してたの。マイン君から連絡が無かったから魔族の罠かもって
思ったのよ」
「うん、ごめんね。そうそうピロース、腕輪使ってもう少し地味になれないかな?」
「何故だ?」
「国王様がご厚意で姫の救出に二人護衛をつけてくれる事になったんだけど……そうちの一人が女好きの問題児みたいなんだ。正直、ピロースを彼に会わせると何をしでかすかわからないから、彼の興味を引かない容姿になって欲しいんだ。」
「……馬鹿か!お前は……これから行く場所には魔王がいるのだぞ、そんな場所に行くのに不安要素をわざわざ連れて行こうと言うのか?」
「……いやピロースの言う通りだけど。国王様の好意だし……。どうしようも無いだろう?」
「だから馬鹿だと言っている。置いていけばいいだろう?お前のスキルは人には秘密だと聞いたが、戦闘中にもそいつらの目を気にしながら全力を出さないつもりか?置いていけ!連れて行くのなら案内はせん」
むむむ……これは困ったな、確かにピロ-スが言う事には一理あると思う。
魔王相手に不安要素は無いにこした事は無い。今話題には魔王しか上がってないけどザナドゥだって遭遇する可能性があるわけだし
あの二人はピロースが言うように置いていくのがベストかもしれないね……。
だとすると国王様にどう説明しようか。
そもそもあの二人を連れて行く事になったのは国王様の命令だ。僕が拒否すれば受け入れてくれるとは思うけど……
王命に背く事になるのはなんとも気が乗らないな……。
けどピロースの主張は極めて正しいのだしここはやはり置いていくべきだな。
では、国王様に早速話にいこう。
「国王様、ピロースと話し合ったのですが、護衛の二名は連れて行かない方がいいという事になったのですが?」
「……何?どういう事だ?理由を言え、理由をっ」
「セシル団長にピロースの事で気を取られたり、戦闘中にスキルを気にしながら戦う事になっては危険だからです」
「ふ~む、一理あるかよかろうあの二人は置いていって構わん、どうせ、今も寝てるのだからな、文句も言えないだろう」




