第205話 マインの新たな力とルカ姫救出前準備
せんじつも書きましたように退院前ですが1話アップ致します。
退院(8/24)後に執筆出来るか不透明なので病院にいるうちにかけるだけ書こうと思っております。
出来れば210話位まで書いておきたいと思っています。
更新スケジュールはツイッターの方で適時お知らせします。
書け次第いつもの時間に適時アップします。
今後ともカット&ペーストでこの世界を生きていくを宜しくお願いします。
えっと……アイシャ達はこっちか。スキル【地図】を頼りにアイシャ達がいるだろう大広間へと早足で僕は歩いていく。
細長い通路を抜けた先の大広間にはふよふよと宙に浮かぶケートス様、そしてアイシャとピロース、エイミさんが居た。
あれ?クゥが居ないぞ
周りをよーく観察すると居た!ケートス様の顔の辺りをふよふよと浮かんでいた。
「おーい、みんなー迎えに来たよー」
僕が声を上げると一斉に全員こちらに顔を向ける。
「マイン君、早かったわね、リッツ王国の人達は良かったの?」
「うん、お義兄さんがいるからね、シルフィもいるし問題は無いと思うよ」
「マイン、オオセの姫を助けに行くのか?」
ピロースが真顔で聞いてくる。
「うん、今すぐじゃ無いけど助けれるなら助けてあげたい」
「そうか、ならば行くときは私が案内しよう……だが、覚悟だけはしておけよ。
まずまあ違いなくその場所の場所には魔王カイエンがいる。
「侵入すれば魔王の結界によってすぐにカイエンが潜入した事に気がつく事になる。
……場合によってはカイエンと一戦交える事も覚悟しておいてくれ」
「魔王と?ピロースは僕らを案内しても大丈夫なの?」
「」私は平気だ、ザナドゥの奴隷という事になってるのでまだ見つかったとしても平気だろう。
尤もザナドゥの奴が戻ってきてたらアウトだがな……。その時はいずれにせよ、ザナドゥとの戦闘は避けられないだろうから
どっちにせよ、同じだろうさ」
「魔王・カイエン?一体どんな奴なのかな?」
「恐ろしい男さ、魔王が使うスキルは2つだけだがどちらも驚異的な能力を持っている。
1つは、【消滅】と呼ばれているよ魔王が触れた物は後方も無くこの世から消えちまうのさ もう一つは何でも六つあるという”地獄”と言う場所に
飛ばしてしまうスキルなんだってさ、これは、噂で聞いただけなので私もよく知らないんだ……」
「ルカ姫が捕らわれてる場所ってどこなの?」
……そう、それが問題なんだ。
「オオセと魔人国の境界線の付近に魔人族の村があるんだ。その村にあるザナドゥの家だ」
「……なるほど、ピロースの懸念である……ザナドゥと鉢合わせる可能性は十分あるという事だね」
問題なのはゼナドゥとの戦闘中にカイエンが乱入してくる事だな。
流石にザナドゥと魔王と同時に戦闘は無理だろう。
「うん、取りあえずは帰ろうか先に王宮でもいいかな?」
『……ちょっと待ちなさい。帰る前に少しだけ寄り道していきなさい』
僕が王宮へと【固有魔法・時空】を使おうとしたところで不意にケートス様に呼び止められた。
『実は今、この迷宮にリザードマンが居るんだけど、奴らからスキルをとって行きなさい』
『リザードマンという種は現来直接戦闘には向いていない種族でね、彼らの本分は支援なんだよお前達も仲間が増えてきたようだし
っ奴らの支援のスキルはきっと役に立つはずだよ』
『支援のスキルか……確かに興味あるね。【地図】も支援のスキルと言えない事もないし 確かに便利になるだろう。
』【地図】あるからリザードマンが何処にいるかすぐに探せるだろうしね。
『あ、ありがとうございます!ケートス様、寄り道してこようと思います』
ケートス様にお礼を述べて【地図】でリザードマンを探し始める。
ん……見つけたっ!3階に大量のリザードマンがいる大部屋があるみたいだ。
「じゃあ、ちょっと行ってくるよ」
『ちょっと待ちなさい……マインそれは【地図】のスキルかい?お前は良いスキルばかり手に入れるねえ
その【地図】のすごい事は他のスキルとの連動性なのさ
恐らく【地図】上で【鑑定・全】も使えると思うよ、やってみなさい』
えっ?それって地図に表示さえれてればスキルを相対しなくても【カット】出来るって事かな?
何という事だちょっと凄すぎるんじゃないかな?
……待てよ他のスキルと連動するって事は【固有魔法・時空】も使えちゃう?
ブラスティーは連動させれるスキルを持っていなかったんだろうね。こんなスキルを使われたら勝ち目無いよね。
ま、まてよ……まさか、だけど… 僕はとんでもない事を思いついてしまった。これが可能になったら、もう誰にも、負ける事は無いはず。
またご存じの方が少ないようですので宣伝させてください。
「カット&ペーストでこの世界を生きていく」のスピンオフ作品も私は書いております。
本編優先で執筆しておりますので更新は亀の如くですが……。
具体的にはマイン達の親の世代の話となります。
主人公はファーレン国王の若かりし頃となっております。
ファーレンが王になった経緯やダインとユキノの死の真相などを書いていく予定です。
こちらについては来年も書きます。本編は年内完結予定です。
。★タイトル
カット&ペーストでこの世界を生きていく ~隠れた勇者の物語~です。
http://ncode.syosetu.com/n2978du/
よろしかったらこちらもどうぞお読みください。
なお病気ですがじわじわと回復に向かっています。ツイッターを見て戴いている方々はご存じの事実ですが、
退院が8月24日に決定しました。
皆さんの応援のおかげでへこたれる事無くやっと出口が見えるところまでたどり着きました。本当に感謝しております。
家に帰っても諸事情で
執筆がすぐ出来ない可能性がありますので、入院中に出来れば、もう何話か投稿致します。
ストックでき次第、毎日いつもの時間に予約投稿します。