第193話 国王様への報告(衝撃の事実と告白)
誤字が 気になる読者様宛誤字の多さは脳出血における障害の一つですので改善まで時間がどうしてもかかります。 そこで、1話における文章量を半分に減らそうかと健闘しております。 文章量が減れば相対的に誤字も減るかと思います。当面は指摘あったら即削除にて対応します。 本来であれば誤字の指摘はありがたい事であり感謝すべき事なのですが、今は病気のせいもあり 私にストレスをためこませる要因となっております。また次話執筆のモチベーションも大きく減衰します。 出来ましたら回復まで温かい目で見守っていただけましたら幸いです。現在リハビリを頑張っております
こうなると
治るまでUPしないというのが一番良い気がしますが更新を望む声は多く……。
本来であれば誤字の指摘はありがたい事であり感謝すべき事なのですが、今は登記のせいもあり
私にストレスをためこっませる要因となっております。モチベーションも大きく減衰します。
出来ましたら回復まで温かい目で見守っていただけましたら幸いです。
「さて、そのロゼリエという魔人が「ローラシア王国が何かをやらかしたと」言っていたと言ったな?」
ローラシア王国が何かをやらかした事だが、……実は私には心当たりがある」
「説明するには……少し昔話をせねばならんか……」
国王様から語られた話は衝撃的だった……。
「今から約20年ほど前の事だ、やはり魔人国が近接する隣国へと侵略行為におよんだ事がある。
先代の魔王ヴォルテックスの命でな……」
「そのヴォルテックス亡き後新しく魔王となったのはカイエンいう魔人だ、こ奴は先代ヴォルテックスほど攻撃的な性格では無いのか、今回の侵略行為まで20年間ほどは魔人国は大人しくしていたのだが……」
今回の侵略ではオオセ大国が滅亡したが、20年前はローラシア王国が滅亡の一歩手前までいったのだ。
その際、当時のローラシア王国王は禁断の秘術に手を出し、滅亡をかろうじて退けたのだ」
「その秘術とは……“勇者召喚”と言って我々の住む世界とは異なる世界から勇者をこちらの世界に強引に呼び寄せるという物だ……」
「異世界からこちらに来る際、強いスキルを得るらしく、そう、マイン、お前の持つ破格のスキルのようにな」
「だが、この勇者召喚という秘技は異世界人を承諾も
なしに無理矢理こちらに連れてくる非道な物で、しかも秘技を行う為には特定の素質を持った巫女と呼ばれる女性の命を犠牲が必要となるらしい……」
「……国王様、お詳しいんですね」
僕がそう話すと国王様は苦笑いを浮かべて「まあな」と答えを返してくれた。
何でも、オーガスト王国に勇者召喚で呼び出された勇者を何人か匿っているとの事だ、その人達に詳細を聞いたらしい。
「えっ?異世界の人がこの国にもいるんですか?」
僕が目をパチクリさせてそう尋ねると
「ああ、そうだ。お前の母親ユキノと我が妻ガーネット、錬成士のマイヤ……この三人が異世界から来た者となる……」
「えっ?という事は僕とシルフィは……」
「ああ、そうだ、お前達二人は異世界人の血を引いているというわけだな……」
「この三人は元との世界で仲の良い友人でな。20年経った今でもマイヤはこの世界の人間を信じれないと言って錬成の依頼もガーネットからの頼まれた依頼しか基本的には聞かないのだよ」
「そんな経緯があってな、ローラシア王国は間違い無く再度、勇者召喚に踏み切ったのだろう。と私は推測する。これでまた人生をねじ曲げられる人間が生まれてしまうわけだな……なんとも嘆かわしい事だ……」
「けど、20年前に呼び寄せた勇者の人はローラシア王国にはいないんですか?」
「居ないはずだ。国王のあまりの横暴さに嫌気がさしてガーネット達のようにほとんどが出奔してし各国に散り散りとなってしまったそうだ」
そっか……。けど、驚いたよ。お母さんが異世界人だったなんて……ッガーネット様を以前鑑定したときに鑑定できなかったのもそれが原因なのかもしれないね。
「そういえばマインよ、マイヤがこの事実をお前に打ち明けたらユキノの忘れ形見のお前と一度時間を取って話がしたいと言っていてな……今度会ってもらえるか?その際にはガーネットも同席したいそうだ」
コンコン♪
……再び、ドアを控えめに叩く音が聞こえる。
「あなた、わたしです。ガーネットです……マイヤを連れてきましたわ~」
「ガーネットか?視えたのか?」
「っええ、視えましたので参りました」
「わかった……話が終わり第向かわせるから取りあえずは隣の部屋で待っていてくれ」
「マインあと、味方に引き込んだというエルフの生き残りだがな。オオセ大国のルカ姫の行方を知らないか、確認してもらえないか?リッツからの返信にルカ姫が逃走中に消息不明になったとのだと添えててあってな。情報だけでも取れるなら欲しいのだ」
「分かりました今から聞いてみます!」
「なんだ?そエルフとも【念話】できるのか?」
「いえ、今アイシャと一緒にいるはずなのでアイシャを通じて確認をします」
『アイシャ……アイシャ……聞こえるかい?』
僕は早速アイシャに連絡をとってみた。
「……なんという事だ……」
すると『マイン君……ルカ様は魔王の指示でオオセ大国侵攻で武功をあげたザナドゥに奴隷として払い下げられたんだって!』
◆◇◆◇◆
『下錫されたみたいよ?ピロースが捕らわれている場所に案内してもいいと言ってるわ!命に別状は無いみたいだけど……ザナドゥの子供を妊娠してるかもしれないとの事よ』
なんと!?アイシャから返ってきた答えは予想を遙かに超えた物だった。……取りあえず聞いたまま国王様には報告する。
「国王様、ルカ様の所在確認できました」
「おお、流石に早いな……してルカ様の消息は?……な、なんだって?」
「取りあえずマイン……隣の部屋に移動してマイヤの話を聞いてきてくれ、お前がさらに強くなれる切っ掛けをくれるはずだ」
国王様の指示にしたがい、僕は席を立つ。そしてシルフィに手を伸ばす。
「国王様、シルフィも一緒で良いでっしょうか?」
「ああ、シルフィならば問題は無いだろう」
「……強くなる切っ掛け?……よく何の事やら全くわからないや……取りあえず鑑定してみようか……」
名前:マイヤ・キシモト
LV:36……
種族:ヒューム
性別:女
年齢:41歳
職業:オーガスト大国専属錬成士
【スキル】
錬成・強
魔纏衣
鑑定・全
【▼≠◇&】
●〒〃 ●〒〃♀
--------------------------------------------
ガーネット・オーガスタ
種族:ヒューム
LV:37
性別:女
年齢:41歳
職業:オーガスタ王国第一王妃
【スキル】
錬成
高等算術
固有魔法・氷
【▼≠◇&】
¬☆▼◇≠仝
@仝#¬仝
うん、やっぱりガーネット様は鑑定できない項目があるね……鑑定のレベルが上がったのでもしかしたらと思ったけど駄目だったか……。
というかマイヤさん!!【鑑定・全】持ってるんだ……。
しかもみたことも聞いた事もない【魔纏衣】というスキルもあるな……
「えーっと、はじめまして!ですよねマインと言います、何か僕にお話があると言う事ですが……」
「まずは私達を鑑定してみなさい、鑑定できない項目があるだろう?」
「これは、この世界の言葉じゃなく私達の故郷の言葉で書かれているからね日本語を知らない君が読む事はできないんだろう……」
「【▼≠◇&】はね勇者スキルと書いてあって異世界転移をした際に得たスキルだよ……ガーネットの勇者スキルは【未来視】私の勇者スキルは【女神交信】だね」
なるほど、そういう事だったのか。
ガーネット様の未来視というスキルは未来に起こる出来事を視る事ができるらしい……僕が今日勇者召喚の事を知るという事を【未来視】で知っていたらしい。
マイヤさんの勇者スキルは【女神交信】これはなんと神様と直接【念話】みたいに話をする事ができるスキルらしい
神様は女性で女神様なんだって
!だからさっき絶妙なタイミングで部屋にやってこれたんだね
「反足というのは他でもない、私はもうすぐ死ぬ……ガーネットの【未来視】で確認したからこれは間違いない……だから、君に私のスキルをあげよう……。君ならば有効に生かしてくれるだろうからね……」
「あと、これは君もフェンリルから聞いたと思うが、【鑑定・全】と組み合わせる事で規格外の効果を出せるスキルの組み合わせがあるのは知ってるな?そのスキルを君に教えてあげよう」
「そのスキルとは【錬成】だよ。錬成というスキルは何かと何かをくみあわせて掛け合わす事で違う物を生み出すスキルだ。すなわちスキルとスキルを掛け合わし、新たなスキルを生み出す事ができるんだ。
「つまり【鑑定・全】でスキルを材料として認識して錬成で新しいスキルにしてしまうと言う事だ、今までに無いすごいスキルが生まれる可能性も秘めている」
「例えば片手件極」+「例えば片手件聖」となる。君の場合「カット&ペーストがあるので材料となるスキルには困る事はないだろう?さらにスキルに属性を混ざる事も可能だ。その場合スキルの種を一緒に混ぜればいい」フェンリル様が言っていた過去に戻るスキルはスキルの種の時空属性を混ぜればいいらしい。
「それからもう一つ……私は君のあるスキルに注目した……そのスキルは【リアライズ】だよ……そのスキルは見聞きした武器を具現化できるのだろう?
そこで私は私達が住んでいた世界の武器を教えようと思う。
「私達が居た世界では剣なんかは武器として既に使われて無く、銃という鉛の塊を火薬の爆発する力を利用して打ち出す武器が主流だったんだ……そうだね弓みたいな物さね」
「その銃の発展系でガトリング砲というのがあるのだが……絵で描いてあげようこんな感じだ……うーん、動画があれば一番いいんだが、そんなもんはないしな。勇者召喚で今度やってくる人間が、偶然ビデオウォークマンでも持ってきててくれれば……もしかすると……。
けど、そんな都合がいい事があるわけないね。……まてよ。ならスキルでなんとかできないだろうかマインにスキル錬成を見せてやる絶好の機会だね。」
間違い無くマインは今より強くなるはずだ。
とりあえず紙に絵を描いて
ガーネットに見て貰うか……ガトリング砲を入手できれば魔王軍の大群もあっという間に殲滅できるだろうしね……「へえガトリング砲かあ。マイヤさんの説明を聞く限り凄そうな武器だね!」
まずは書いて貰った絵のままでリアライズで創造してみよう。
「よし、じゃあ早速やってみます!」【リアライズ!!】
出来上がったガトリング砲をマイヤさんは視ながらため息をつく……。無理もないかできたのはおもちゃのような歪な形をした鉄の塊なんだから……。
絵にはそっくりだけどやっぱり見た事もない武器だからイメージが全く沸かないもんね。
「よし、スキル錬成を行うぞ!まずは【念話】+【念話】からだ」
…………。
…………。
……。
「出来た……【念写】」
マイン今できたスキルで私の脳裏にあろガトリング砲のイメージをお前に送るぞっと……いかん、相手にも念写が無いとだめなのか……。」
じゃあもう一個【念写】を錬成して……
マイン、私から【念写】をもっていきなさい」
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名前:マイヤ・キシモト
LV:36……
種族:ヒューム
性別:女
年齢:41歳
職業:オーガスト大国専属錬成士
【スキル】
錬成・強
魔纏衣
鑑定・全
念写
【▼≠◇&】
●〒〃 ●〒〃♀
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ああ、「本当に新しいスキルが出来てる……んじゃ、遠慮無く【カット】しよう。」
念写のスキルを僕に【ペースト】した瞬間、マイヤさんからガトリング砲の映像が脳裏にながれこんできた。
脳裏に浮かぶガトリング砲の威力は圧倒的だった。確かにこれなら多数の敵に遭遇しても問題なく倒せるだろう。【リアライズ!!】
もう一度リアライウを使うと今度はマイヤさんのイメージ通りのガトリング砲が現れた。