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苦手な方はご注意ください。

朝日がやけに目にしみる

作者:中村日南
「今晩、お前んちに泊まってもいいか?」


 その晩、インターホンが鳴った。扉の前にいたのは同じクラスメイトの井上末嗣だ。

「は?」

 間抜けな返事を返すのは君島悠樹。
 級友の突然の訪問に戸惑いながら、脳内で彼はどうやって断ろうかと考えていた。

 別に井上末嗣が問題というわけではない。彼とはクラスのグループの一人。つるんで何かをする程度にはそこそこ親しい。そうではなく誰であっても、部屋に上げるわけにいかなかった。

 実は君島悠樹には世の中に絶対明かせない秘密があった。
 その秘密とは――実は悠樹が性別を偽った女だということだ。

「泊めておあげよ」

 その時背後から声が飛んだ。悠樹の祖母だ。
 ちっと悠樹は心で舌打ちする。

 ――泊めておあげじゃ、ねえだろが!
嵐の前触れ
2025/08/17 01:41
嵐の一夜
2025/08/17 01:42
明けない夜はない
2025/08/17 01:42
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