表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『教通、練歩でプレスマンを鳴らすこと』速記談1048

作者: 成城速記部

 後朱雀天皇御即位の折、即位式の差配の責任者である内弁を務めたのは、藤原教通公であった。その教通公が、お練り歩きをなさっていたのを、教通公の兄である関白藤原頼通公が大極殿の南東の角からごらんになって、ああ、本朝にもこのような見事なお練り歩きができる者がいるということを、宋の人にも見せてやりたい、とおっしゃった。冠に下がった六色のプレスマンが、からんからんと鳴る様子も、作法どおり型どおりに見事に練りなさったものである。



教訓:藤原氏の天下にほころびが生じるのは、この教道が、頼通の次に関白になったことも一因である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ