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New Sunrise

レビュー執筆日:2020/9/17

●曲そのものよりも、それを聴いた時の自身の感情の高まりの方が印象に残るアルバム。


【収録曲】


1.Return to Zero

2.Before I Fail

3.Power of Life and Death

4.LLLD

5.To Catch the Right Way

6.Interlude

7.SHINE

8.Set Your Goal

9.Accept Each Other’s Sense of Values

10.Fight Against the Limit

11.The Sun Also Rises


 前作から約1年半ぶりにリリースされた「Fear, and Loathing in Las Vegas」のアルバム。基本的なスタンスはこれまでとほぼ変わっておらず、まさに「カオス」という言葉が似合いそうな様々な音が乱れ飛ぶ様相をリスナーに届けてくれます。クラブミュージックの要素が強い『LLLD』のように、「いつもの彼らとはちょっと違う」と感じられる曲もあるのですが、デスボイスが交ざっていたり、途中で激しいギターが入ってきたりする点にはやはり彼ららしさというものを強く感じられます。


 ただ、前作と比べると、「アルバムを聴き終わった後もしっかりと印象に残っている」と思える曲がやや少なくなっているように感じられます。徹底的に「盛り上がり」を重視した作風のため、聴いていて強い高揚感を覚えることは間違いないですし、それゆえに「曲を覚え辛い」という点はあまりマイナスポイントにならないのですが、個人的には、もう少しキャッチーな面を見せて欲しかったところも。


 今作を一言で表すならば、「曲そのものよりも、それを聴いた時の自身の感情の高まりの方が印象に残るアルバム」といった感じでしょうか。まあ、今作に限らずとも、彼らの作品というものは少なからずそういう性格を持っているのですが。


評価:★★★★

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