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Feeling of Unity

レビュー執筆日:2020/9/15

●徹底的に盛り上がれる作風に潔さを感じる。


【収録曲】


1.Cast Your Shell

2.Meaning of Existence

3.Escape from the Loop

4.Starburst

5.Interlude

6.Party Boys

7.Gratitude

8.Ignite Your Frail Mind

9.The Demon Called Careless

10.Let Me Hear

11.Journey to Aim High


 このアルバムを聴いて、「シンプル」「落ち着いている」と感じる人はまずいないでしょう。このアルバム、更に言えば「Fear, and Loathing in Las Vegas」というバンドは完全に「盛り上がる」ことに特化しているように感じられます。歌詞はほぼ聴き取れませんし、デスボイスが交ざっていたり、激しいギターやシンセサイザー等の音が惜しげもなく詰め込まれていたり、しまいには何の前触れも無く曲調が変わったりと、色々とやりたい放題やっている印象を受けます。


 私個人としては、もう少し落ち着いて歌詞を聴かせる作風が好みなのですが、ここまで行き切っているとむしろ面白く感じられます。全体的に勢い重視なのですが、変に取り繕おうとせずに「細かいことを考えずに盛り上がれる」音楽を追求する姿勢にはある種の「潔さ」すら感じられます。


 全体的に音数が多く、一聴しただけでは曲の全体像をつかみにくいところがあるのですが、それゆえに聴く度に新しい発見ができる点もありますし、そういった混沌こんとんとした様相の中で、所々で耳に残るフレーズやサウンドを聴かせてくれるのも面白いところ。『Party Boys』ではファミコン風の打ち込みからなるイントロから急にハードな演奏になる点が耳を引きますし、『Gratitude』では幻想性と暴力性が入り混じった独特な雰囲気に一気に引き込まれます。アニメのタイアップが付いた『Let Me Hear』は、最初のサビが終わってテンポが変わってからのとうの展開が非常に印象的で、アニメでこの部分が流れないのがもったいなく感じられるくらいです。


 かなり過剰なアレンジを施しているうえに徹底的に「盛り上がり」を重視した作風のため、決して万人に薦められるようなバンドではないのですが、はまる人にはとことんはまるのではないでしょうか。もしかしたら、「勢い任せの音楽は好きじゃない」と思っている人でも意外とはまるようなそんなポテンシャルを秘めているのかもしれない……そう思ったアルバムでした。


評価:★★★★★

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