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Level:Asia ♊︎ ボーイミーツガール


不快な表現を多用しています、想像力が豊かな方はご飯中はやめたほうがいいです。

書いてて気持ちが悪くなりました。

グロシーンはない……ないな。うん。

タ、タイトル詐欺じゃないんだからねッ!(つん


※ちなみにレベルアジアとはネットスラングで、アジア人とくに日本や中国のHENTAIな行動から流石変態が多い場所だけあって変わってるよね!というニュアンスの言葉です。


では!




絶対に謝らない……そう思っていた奴が謝った。

あまりの衝撃につい、いいよ……と許してしまいそうになる滝。

しかし、五味秋人がワザとやって内にしろかなり酷い状況だった。

これをいいよいいよと許せるやつはいないだろう。いたらそれこそどMだ。

謝られたこととアイドル的存在にナデナデしてもらって勢いがついた。

マッチポンプもいいとこだ。

一人に調子乗らせてあげてあげPOYOして一気に叩き落すとい考えにまんまとはまり調子に乗っていた。

普段は考え無しなのにこういう時だけ頭が回るというのは何か残念としかいいようがない。まるで生まれてくる世界を間違えたのではないか。

全てがゲームで決m……おっと違った。

足の引っ張り合いで食べている宮廷社会がお似合いだ。


五味秋人的には別にいいよ、と言われなくても良かった。

逆に調子に乗れ!とさえ思っていた。

普段ならありえないことだ。

謝ることもありえないことに分類されるが舐められるのが嫌いな彼はたとえ授業中だろうが席を移動して絡むイカレタ奴なのだと。

みてわかるくらい調子に乗り始めた滝に、"あっ、こいつ。死んだな"と顔をする周り。

だがそれに対して何もアクションを起こさない秋人にギョッとしていた。

狐につままれたような顔をしてるなぁーと思った秋人だったが、狐につままれたってどういう意味だっけと思った彼は、滝とは反対側左に座っていた男子学生に話しかけはじめた。

自由すぎる。


しばらく無言で秋人をみていた滝だったが、再びかかった優しい声に瞬時に体の向きを変えて振り返る。

呪いの人形みたいで怖いと洋蓮は思いつつも白い布を渡す。

「滝クん、ツクエとかふぃたらいいでしょう。ワたし、それ貸します」

びしょ濡れになった面識のない、しかも札付きの悪に絡まれている男を気遣う様子に単純な男たちはメロメロだった。

蓮さん…グヒヒとか洋蓮たん。とか言っているので絶対にモテないタイプだ。


滝は幸せの絶頂だった。

超可愛くて優しい少女にナデナデをしてもらって、しかも凄くいい匂いのするハンカチを貸してくれた。

これが女の子の匂い……!

もうキモさを隠してない変がヤバイ。

顔を拭くフリして思いっきり鼻に当てて口で舐めているのが本当にキモい。

うへっ、と秋人までもが引いていた、

多分、本人は気づかれてないと思っている。スマホは笑って過ごせる程度の話だがこれは笑えない。


あの……授業中…。

悲しく呟いた教師の声は届かず、ざわつく教室の音に飲まれていた。

まだ、濡れてるね?ほらと次々と渡される布に手を伸ばし、時折偶然を装いながら手に触れているのもキモいポイントを加点している。

もはや秋人が死体蹴りをするまでもなく終わっているようだが……。



滝は気づいていなかった。渡されている布の正体に。

それが秋人の考えた作戦。

ドキドキパンタオル作戦だ。

意味わかりません。


説明しよう!

ドキドキパンタオル作戦とは、ラノベで登場する、エッチなシーンを故意で行う作戦なのだ!

内容はコレ!タオルだと思ったらパンツだった!?

という恋愛とかボーイミーツガールモノでよくあるやつだ。


本当ならタオルだと思ってパンツを何枚も持って机を拭く滝を、パンツ愛好者として紛糾するはずが変態の素質を見せ始めた彼を秋人自ら、この変態め!というのは何かヤル気が失せてしまった。

秋人はうーむ、と考えたあと面倒になって放置した。

え?頑張ってキモいのと接したのに何もないの?

秋人の為に頑張ったのに袖にされた洋蓮は泣き始めてしまった。

ちなみに、泣き真似?うまいねとか見当はずれなことを考えている秋人はやっぱりゴミ人間である。

だれかこいつを焼却処分してほしい。

だが、周りの人たちも流石に札付きの悪に褒めてもらえなくて泣き出したとは思わずジロリと滝を睨みつけた。

最初はポロポロとないでいた彼女も次第に大きな声を上げて泣き出してしまった。


めんどくさくなってきた秋人はなく彼女を置いて、ついでに教師の制止を振り切って教室から出て行った。


そして残された教師はやれやれ今日は飛んだ厄日だなと無駄な現実逃避をしながら龍洋蓮に近づいていく。

ルームメイカーとして教員のみならず生徒からも非常に信頼の厚い彼女を放置できない。

年下の娘に媚を売る大人がそこにいた。

それがこの教師の世渡り術だった。


「どうした洋蓮?」

めんどくさいと思いつつも優しげな笑顔と慰めるような口調で話しかける教師。


「ひっく……滝ぐん"が……ぅう」

唯一わかった滝という言葉に教師は疑惑の目を向ける。

そこにはパンツを顔に押し付けて匂いを嗅ぐ変態がいた。


くそッ!それは洋蓮のか!?

羨ましいッーー!

ついそう叫びそうになった教師は耐えた。


教師は八つ当たりも込めて今すぐ辞めるよう言おうとするが、それを言う前に洋蓮が重ねる

「うっ……ひっく。

ワタしネ、五味秋人のために……やば…ううん、違うとにかく頑張ったの褒めて欲しかった。なのに滝が…」

というようなことを言った彼女の話を教師は思いっきり聞き間違えた。

『しね、ごみ。やめてほしかった。なの滝が…』


意図しない結果だったが、秋人が洋蓮に言わせようとしたないようとさして変わらなかった。


そして滝は、学校1の変態として名をあげ、翌日からは学校に来なくなったのであった。



XXX


大学には寮があった。

多くの留学生と地方からの進学生が寝泊まりしている。

女子寮、男子寮と別れていた。

女子寮の管理人者はアクの強いおばちゃんである。

貫禄があり、野太い声と、太い腕が印象的なおばちゃんであるが龍洋蓮はそれだけではないことを知っていた。


年増しの癖に若者ぶって可愛らしい下着を着ていることを知ったのだった。

以前金欲しさにほほう侵入した彼女がみたのは子供がきるような可愛らしい下着だった。そこで違和感を覚えた彼女は盗撮機を取り付け自分の部屋に戻ったのであった。

そして管理人のおばちゃんは返ってくるなり全裸になり、明らかに子供用の熊柄のパンツを履いたりしだしたのだ。

これには盗撮していた洋蓮も頭を抱えた。そして誰もみていないプライベート空間であることをいいことに幼児言葉で虚無に向かって話し始めた管理人に恐怖と寒気を感じ、それから吐きかけた。

その映像は保存され悪意たっぷりな秋人の案により男子寮に女子寮禁断の間などと称してDVDを売りさばき数多くの学生に精神的なダメージを植え付けていた。

その話は今後詳しく話すとして、今回使った下着はもちろんこの変態管理人から

盗んだものだった。

しかも、以前も女子の下着の名目で売ってお金儲けした際にも盗んでいるのだが、この管理人のおばちゃん、相当な変態さんで、盗まれたことに気づいたあと、ハァハァ盗まれちゃった……と興奮していた。

普段嫌な顔をしない秋人がその時ばかりは気持ちが悪そうな顔をしていたのが洋蓮には印象的だった。


この変態管理人は下着が盗まれても何も問題にせず、興奮するだけなのでいいカモだった。

いやそれはそれで問題なような気もするが……。

とりあえず、滝はおばちゃんの下着を顔面に押し付けて興奮した変態になってしまったのだが、おばちゃんの、でなくても、例えハンカチだったとしても軽蔑の目を向けられた時点でそう評価は変わらない。


割と早い段階でハンカチではなくパンツだと気付いていながらもうはっちゃけてパンツの匂いを嗅ぎ続けていた彼は廊下を歩いていた管理人のおばちゃんに出会い精神を崩壊させてしまったのであった。


「あっ!?それ、私のパンツじゃない!あらぁぁまぁぁぁあ嫌だわぁぁ。どうしましょうぅ!いやぁぁぁぁん」



野太い地声からふと猫なで声を上げるおばちゃんに、精神的に近くにいた人達は吐いた。

"おえぇぇぇぇぇ"

と心の中で絶叫していた。


だがいちばんの被害者は滝だった。

嗅ぐだけじゃ満足できず口に入れていたクソ偏執じみた行動をしていた彼は放心状態になり、やがてパンツを地面に落とし泡を吹いて気絶した。



「あーあ、パンツなんて食べるから……」

何処か見当違いな声が静まり帰った廊下に響いたが、ツッコミを入れる人は誰もいなかった。




おえっ…!

読んでいただき…

おぇぇぇぇ!

あり、ありがとうッ!?……ごほっ…ございま…す。


変態男と変態女が出会うボーイミーツガールです。

何がボーイミーツガールだ!

最悪だよ!なんだこの結末!ひゃーーひでぇwww

って思ったらすみません。

滝くんは純粋で真面目な人でした、しかし突然の理不尽、突然の救済。まるで物語の人物のようになったと興奮したおバカさんは、咎を外してはっちゃけてしまいました。

大学生って受かれますよね。仕方ないのです。

パンツを嗅ぐ変態な滝くんを許してやってください。

滝くんが嫌いになった?

残念ながらまだまだやってもらうことがあるのでまだ登場します。


質問でも感想でもコメントあったら早めに返します^ ^


へんな展開になってますがこれからもよろしくお願いします!


………と思ったのですが、とりあえず続き書くのがいつになるかわからない気分なのでとりあえず完結にしといて、また続き書いたら外して連載します^ ^


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