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ヴァルハラの指輪  作者: 吉城 桜
一章   外の「世界」で
1/9

プロローグ

戦場。 ――初めの記憶は炎、赫、悲鳴。地獄が如き、

 私は何も思わない、いや、思えないのか。

大いなる神である父の思うがままに。人としてを、私は欠如している。どうか彼らに慈悲を。

 か弱くて、愛おしい彼らに慈悲を


 ――本当は知りたかった。

人は、何が好き?

人は、何が楽しい?

人の、愛ってなに?

ああ、ずるいわ。お姉さま。同じ半神であったでしょうに、1人だけ知るなんてずるいわ。

どうか、今度の生は、人のものでありますように。恋い焦がれた、人のものでありますように。


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