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クェトル&エアリアル

……………


 中央帝国オデツィア。

 新皇帝バナロスは、燃えさかる炎のように紅い髪とは対照的に、身震いするほどに冷たく美しい男であった。

 生来の持て余すほどの才知に加え、人心掌握術にたけていた。
 人間らしさのない冷酷さで、周辺国を手中に収め始める。小国の全てを配下に置き、世界を帝国一国にまとめ上げようとしていたーーー



 一方では、そんな不穏なことが起こっているのだが、戦乱の火の手が迫ってきているわけでもない。わりと市井(しせい)の人々は平和に暮らしていた。

 そんな平和な国の一つであるヴァーバル。その城下に住む口利き屋を営む祖父に育てられたクェトル。彼の視点で物語は綴られてゆくのだ。
 主人公の彼は、なかなかの男前だが、無口で偏屈。でも優しいところもあるみたいだ。

 クェトル自身は、まったく誰も寄ってきてほしいとは思ってないのだが、勝手に寄ってくる彼の取り巻きは変人ばかりだ。

 ヴァーバルの城下町にある移民街。そこに暮らすエアリアルは弟分。大阪弁で口やかましい。

 ふらりと現れる銀髪で容姿端麗・性別不明の人物は、身分を隠したヴァーバルの王子様ジェンス。ちなみに超KY。


 そんな彼らのもとに舞い込んでくる依頼や事件を描く、魔物も魔法も大冒険もない世界で繰り広げられる庶民レベルの小冒険。

 だがしかし………過去の因縁によって、徐々に魔の手が迫りくる。
 いつかやってくる平和な日々の終焉。“その日”に、どう立ち向かう?


注※ストーリーは真面目だけど、書いてるヤツの変態さが、端々に露呈しているような気がするのであった。きっと気のせい。
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エピソード 101 ~ 157 を表示中
11、暗い暗い廊下《挿絵》
2016/07/22 22:38
13、追憶の微睡
2016/08/20 22:02
第7話『哀切の月』
4、森の一夜
2016/11/25 21:01
6、束縛1
2017/01/28 20:59
7、束縛2
2017/02/03 21:02
8、回顧
2017/03/03 21:01
9、依頼の書簡
2017/03/17 21:01
10、立往生
2017/03/31 21:01
11、追跡と模索と
2017/05/05 21:01
12、闇に惑いて
2017/05/20 21:01
13、絶体絶命
2017/05/28 21:01
14、禁固
2017/06/10 21:02
15、絶え間なき闇
2017/06/30 21:01
16、終焉の訪れ
2017/07/21 21:01
17、貴鳩の降服
2017/08/04 21:01
18、囚われの身
2017/08/18 21:01
19、観劇
2017/09/29 21:07
20、無罪放免
2017/10/06 21:01
21、哀切の月
2017/10/20 21:01
23、再会
2017/11/24 21:02
24、しのぶれど
2017/12/01 22:02
25、打開策1
2017/12/10 10:01
26、打開策2
2017/12/17 12:01
27、眼下の風景
2018/02/02 22:00
29、すれちがい
2018/02/17 22:04
30、お目通り
2018/03/25 21:01
31、探すべきか
2018/04/14 12:01
32、隔たる思い
2018/04/22 10:02
33、決別
2019/01/27 09:05
34、夜伽
2020/03/14 22:00
35、御前
2020/06/22 16:28
36、恍惚と憎悪と
2020/06/28 22:18
40、大団円は遠く
2021/03/21 22:43
41、別離
2021/07/16 00:04
43、祝杯
2023/01/03 22:12
第8話『灰空の隔心』
2、彷徨う心
2023/04/22 10:00
4、隔たる心
2023/06/25 11:15
5、追う者たち
2023/09/13 16:08
6、追われる者
2024/01/21 10:24
7、冷たい一夜
2024/03/02 22:24
8、別れの朝に
2024/04/30 23:14
10、働く、とは?
2024/08/02 23:00
11、屋敷の片隅で
2025/06/28 05:28
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エピソード 101 ~ 157 を表示中
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