〜ヤマト、世界へtake off!!〜
師範亡き後、大和は道場を去った。
世界を見るためにだ。
「今日は甲人格闘技オリンピックがクヌギ沢闘技場でやるそうだ、よし、世界の甲人格闘技がどの様なものか見てみるぞ!」
大和は甲人格闘技オリンピックを観に行くために闘技場へ足を運んだ。
〜クヌギ沢闘技場〜
「Ladies & Gentleman、今回の第5回甲人格闘技オリンピックにお越しいただき誠に有難うごさいます。実況と解説は私蟷田信一螂、と髪切鋼也の二人でお送りいたします。」
実況と解説の二人が放送で挨拶をした。そしてさらに
「挨拶代わりましてレフェリーは私が花潜金次がお送りいたします。そしてルールを説明いたします。勝負はリング上のみで、勝敗はどちらかの選手がKO、フォールからの10カウント、リングアウトからの10カウントもしくはTKOや戦意喪失にした方が勝ち、凶器攻撃や急所攻撃は基本禁止です。以上レフェリーの花潜からでした。」
「さあここでレフェリーのルール説明が終わりました。続きまして8人の出場選手を紹介します。」
「インドネシアジャワ島出身、ジャワの荒ぶる阿修羅、アスラ・コーカサス!フランス出身、甲人界の聖なる騎士、ケルブス・シュバリエ!インド出身、インド甲人界の皇帝、マハラジャ・ウエストウッド!中国出身、中国四千年の拳闘士、呂方平!アメリカ出身、アメリカの白い将軍、ジェネラル・グラント!メキシコ出身、メキシコの荒ぶるバーバリアン、ヒルス・マリポーサ!コンゴ出身、アフリカの黒き処刑執行人、タランドゥス・アルカトラズ!トルコ出身、トルコの偉大なるスルタン、ジュダイクス・スレイマン!以上の8名となります。」