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最初に、世界を語る。
少し世界がわからない方へ!
この世界には、高貴な知識を持ち喜怒哀楽または、何かを作ることが出来る生態がいる。
人間と吸血鬼。
この異種類。
しかし、これらの生態、宇宙に住む割合は月とスッポンの差がある。
ほとんどの土地を人間が所有し、吸血鬼があやかり隠れ住んでいるのがこの世界の現状である。
そして、人間がそれを知りうる時代でもない。
…
人間の世界でも、吸血鬼の世界でも上手くやっているという奴はそうそういない。
しかし、いる。
だが、いくら人間が頑張ってもダメである。
人間と吸血鬼では、月とスッポンくらいの知識と力があるのだから。
両立するなら、純血の吸血鬼であるながら地位の高いものが相応しい。
そう、それが今度の舞台となり、原因となり、根っこである家。
「一条家」
吸血鬼の中のトップといってもいい。
そして、一条家に務めるのは、代々使えてきた人間の家。
「公家二使家」
父の後を継いだ…
ストレートで
少し赤みがかった髪
翡翠の淡い瞳
服装は、メイド
年齢20才(大学生)
特徴は特に無し
性格ひねくれ
性別女
の主人公。
この女と一条家に関わる世界。
それか、視点になる。