表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

晴江の過去

「おとうさん、やめて〜」


「うるせ〜な、黙って殴られてればいいんだよ!」


うちのお父さんは、酒飲みで仕事をしてなかった。


毎日家にいて、母に仕事をしてもらって私達三人は暮らしていた。


お父さんは、母への寂しさを紛らわすために私に暴力をふっていた。


私は、毎日毎日が怖くて、早く逃げたかった。


ある日、私がお父さんに殴られていたのを仕事が早く終わった母が目撃した。


そして、離婚となった。


それでも私は、男の人が苦手で、怖かった。


喋りかけられるだけでないてしまう。その位父の暴力は酷かったのだと、それを見て母が言っていた。


それでも、父の暴力から逃げなかった。理由は、私が泣くと母が困ってしまう。


何より、その事を母に言うと引っ越す事は目に見えていた。


折角好きな子が出来たのに離れたくなかった。


髪の毛が長くて、目が優しくて、笑うと可愛くて。


また会いたいな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ