表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

出会い

私が高校生になって一ヶ月がたった。


私の誕生日は、5月2日だ。


そんな私は、もう15歳になていた。


何気無いクラスに馴染み、されたくもない告白をされ。


何気無い生活を送っていた。


そんな生活が退屈だった。


そんな私は、人とあまり関わらなかったために、情報に鈍いので転校生がくる事も知らなかった。


朝のHR


先生が教室に入ってきた。


「みなさん、おはようございます。


今日はみなさんに新しいクラスメイトを紹介します。入って来て」


先生がドアの方へ呼びかけた。


すると、一人の綺麗な女の子が入ってきた。


「松田捺加です。よろしくお願いします」


短い自己紹介だ。


でも、声が綺麗だった。


「じゃあ、あそこの席に座ってもらえる?」


「いいえ、先生」


と言って私の方向へ歩き始めた。


そして、私の隣の席の人にこう言った。


「私、窓側の席がいいの。変わってもらえる?」


隣の席の人は、こう言った。


「分かりました。でも、何故私なのですか?窓側の席の人は沢山いるのに」


私の席は一番後ろの窓側の席だ。


「私は、晴江ちゃんの隣の席がいいの。だから、変わってもらえる?」


「分かりました」


あっさりどいてしまった。


しかも、今晴江ちゃんって言ってなかった?


「久しぶり、晴江ちゃん」


「えっと・・・?松田さん?」


「何?前までは捺加って呼んでたのに?」


前まで?いつの話?


「覚えてないの?晴江ちゃん」


「うん」


「そっか」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ