表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

別れ

ーー晴江はるえちゃん、大好き。


私も好きだよ捺加なつか


ーーーー


久しぶりにみた、私の好きだった人の夢。


小さい頃にあった夢。


夢夜ゆめや晴江、15歳。


高校一年生だ。


今さっき夢に出てた人の名前は、


松田まつだ捺加だ。


私と捺加は、私の両親の離婚の所為で一緒にいれなくなってしまった。


私と母が引っ越したから。


でも、私は、ずっと好きだった。


いつもニコニコしてて、元気で、健気な捺加が・・・。


今はどうかわからない。


でも、変わってないといい。


これは私の願望だ。


記憶は薄っすらとしか覚えてないが、本当に好きだったのは確かだ。



私は、考え事をしている余裕がない事に気付き、身支度をした。


部屋から出ると、母親の姿がなかった。


私の家は母子家庭で、女一つで私を育ててくれた。


父は、私への暴力が激しく、母はずっと働いていた。


ある日、私が父に殴られているのを見て母は私を連れて、父の元から去った。


捺加に何も告げづに。


父から殴られていたのを境目に私は、男性恐怖症になってしまっていた。


そして、私は、女子小中高大のエスカレーター式の学校へ行く事になった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ