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ついに登場。羅姫の正体!

続きです。よろしくです。

「あ~。きついっすよ先生」

汗だくだくだ。風呂入りて~。

「そんなようでは、序列に入っても、また、交代させられるぞ?」

おいおい、序列ってなんだ? 

その問いは口に出さずとも、先生が答えてくれた。

「序列とは、意味通り順番のことだ。この学園には序列制度があってな。強いものから順に、SSランク、Sランク、Aランク、Bランク、Cランク、Dランク、Eランクとランク付されるんだよ。まぁ、そのランク内でも、1から30までで、番号で分けられているんだが。このランクに入れなかったものは落ちこぼれのレッテルを貼られる。ちなみに、志津香しずかはSSの18で和花奈わかなはSの2だ」

「へぇ~。やっぱ二人とも強いんですね」

いや~。感心感心。俺は落ちこぼれからのスタートか。

「何を言っている? お前は今、Sの3に入っているんだぞ?」

「……何言ってるんですか? 今日転入してきたばかりでなんでS3なんですか?」

Sの3って言ったら、結構上の方の順位だぞ?

「そこは、お前。倒しちまったじゃねえか……和花奈を」

えっと。一応ランクは俺より上だけども、倒したってことが、大きく影響されてるということか。

とはいっても、あのときの和花奈は、本気なんて出そうともしてなかったけど。

「めんどくさいこととかあるんですか?」

めんどくさいことがあるなら、さっさと取り消してもらおう。今は色々忙しい時期だからな、うん。

「これは、生徒たちにおける絶対の掟なんだ。取り消してもらおうなどと考えても無駄だぞ」

うわぁ! この先生はエスパーか?

先生は、あごにあて、考え始めた。

「う~ん……めんどくさいことはないと思ったぞ? 私の記憶の中じゃ」

その時、近くに生えていた木々がカサカサッと動いた。

「もうそろそろ、出てきてもいいんじゃないか? 華山はなやま

先生は誰もいない木々の方に顔を向け言葉を発した。

「華山って誰ですか? そんなところに誰もいませんよ?」

白門は少し笑いながら、まだ木の方に顔を向けている優樹菜に話しかけた。

だが、優樹菜が見ていた木の方から声がした。

「白門様、華山って名前を知っていてくれたんですね。感激ですわ!」

フラフラっと、木の間から出てきたのは、熱っぽい顔をしてた女の子だった。

「華山~。そんなに息荒くしてたら、隠魔法いんまほうかけてても、探知魔法なしで見つけられてしまうぞ~」

「だって~。白門様が名前を知っていてくれたんですよ? こんな嬉しいことは久しぶりです」

頬を上気させ、身体をくねらせているところを見ると、なんか、変態さんに見えてくるが、これだけ言っておかないと。

「えっと、華山さん? 俺、先生の言った言葉を復唱しただけだから、知っていたわけじゃないんだけど」

「……そ、そんな、私なんて恥ずかしいことを……」

両膝から崩れ落ちて、泣き出しそうな顔をしてしまった。

「ご、ごめん! きょ、今日来たばっかだったんだよ。だから知らなかっただけし、君みたいな可愛い女の子、嫌でも、耳に入っていたよ、明日の朝には!」

励ますために、声をかける白門。それを呆れ顔で横から見ている優樹菜。

「嫌でも……?」

「あ、こ、言葉の綾だよっ!」

「おい? そろそろいいか? お前も上級生なんだから泣くなよ、華山」

えっ!? 上級生なの!?

「あと、かわいそうとか思っているなら勘違いだぞ? こいつは、華山羅姫らき。SSランクの10だ」

「えっ!? えぇぇぇぇぇぇぇええええ!! こんなに、か弱そうな子が?」

上級生ってだけでも驚きだったのに……。

華山羅姫の容姿は、少しばかり、年下に見える。背も俺や志津香と比べて低い。一年女子の平均身長よりも低いはずだ。胸も……うん。少しばかり残念だ。顔も童顔で幼さを際立たせている。

「か弱そうだなんて、白門様ったら」

「いや、だって、ちっちゃいじゃ……なんでもない」

それにしても志津香よりもランクが上だとは……。

「それに、お前気づかなかっただろ? こいつが隠魔法使って隠れてることに。それが何よりの証拠だ」

つまらなさそうに、優樹菜は言った。

「……あの! 白門様」

「え? 何ですか先輩?」

モジモジしながら話しかけてきた羅姫先輩だったが、続きが言い出せないようだった。

「……?」

気になって顔を覗き込もうとすると、先輩はなにか思い出したかのような勢いで顔を上げた。

「ん――ッッ!」

「んんんんんん――!?」

当然、上がってきた顔は、覗き込もうとしている白門の顔とぶつかる。だが、ぶつかり方がダメだった。


――羅姫先輩の唇と俺の唇がぶつかった。


重なり合っていた時間はほんの数秒。

「……契約しちゃった」

羅姫は気が抜けたように、感情がない声を発した。いや、正確には白門が動揺しすぎて感情がないように聞こえていただけだった。

羅姫の顔はとろんとしており、顔はさっきにも増して赤くなっていた。

「ご、ごめんなさい! 俺のバカ! 何してんだ!」

「おい! あんまり、そういうの見せつけんじゃないわよ?」

二次被害発生。先生がお怒り中!

「ち、違う! 事故じゃないか! 先生も見てたでしょ!?」

「あ、あんた。志津香に怒られるかもね? 胸見てごらん?」

「え!? 先生のですか?」

「……殴っていいか?」

おぉう、デジャヴ。わかってますよ、自分のでしょ?

ボタンを外し、自分の胸を見てみる。

「……なんだこれ?」

昼間に、見た時の紋章と、なにか別の紋章が重なり合ってできた紋章になっていた。

「それは、わたくしの家のものですの。私と契約したんですよ。さっきの、その、キ、キキスで契約できたんですの。私が望んだから……」

志津香に怒られるって、そういうことか……。

「って、やばいじゃんっ!?」


あとがきのコーナーです。

誤字あったら教えていただけると助かります。

感想・評価お待ちしております。

以上あとがきのコーナーでしたm(_ _)m

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