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ちょっとした作者の休憩。

いろいろありまして、3週間前に出すはずのこの話が遅くなりました。

俺は美術部なんですけど、売るための栞を描いたり、飾るためのアニメ絵を描いたりと忙しい期間でした。

さぁ、テスト期間が始まる!!(´;ω;`)

起きるとそこは楽園だった。

広いお花畑があり蝶々がたくさん飛んでいる。

「ほれ、ほほれてひんだのひゃ(俺、溺れて死んだのか)?」

確か、一番最新の記憶は風呂に入って志津香の水着をみた時の記憶だ。

……というかとても頬が痛い。さっきから頬がとても痛い。

別に自分で夢かどうか調べるために頬をつねっているわけではない。

なのに両頬は強い力により引っ張られている。

「にゃんだほれは(なんだこれは)?」

決してふざけているわけではない。

きっと志津香が気を失っている俺に向かって頬をつねっているのだろう。

それよりなんだかとても眠い。それにとてもいい匂いがして…………。

「ほら、白門起きなさい?」

「へ(え)? しじゅかのほへがひほえりゅ(志津香の声が聞こえる)」

起きなきゃ。ここで寝てはいけない!!

「ふほおおおおおおおおおおおおお(うおおおおおおおおおお)!!」

お! なんか起きれそうな感じがする。

腕を前に突き出し前方の光を掴もうとする。

その腕は徐々に光に入っていき…………。



「はれ?」

「ようやく起きたのね白門。結構心配したのよ?」

目の前には志津香と恒例の黒服さん(佐々木)が立っており、心配そうに俺を見ていた。

…………黒服さんがサングラスとってる!! 

まぁ、そんなどうでもいいことは置いておいて。

「俺、気を失って……それでどうなってるんです?」

「そこまでは覚えているのね。それじゃあ、私の水着もしっかり覚えてるのね」

「当たり前じゃないか。というか、あんまからかわないでくれ」

あんなことされたら俺の正気が保てなくなりそうだ。

「ふふ、ごめんね白門。ちょっぴり気になってやってみたの。……裸って言ったら白門は見るのかなって」

いたずら心がすぎる。見ちゃった俺も悪いから言えないけどさ。いや、裸は見てないけど。

そんな俺に志津香はこう言った。

「ほら学校行くわよ。もう時間ないんだから」

「え? まだ夜じゃないの? 心配して起こしてくれてないの?」

もしかしていずれ起きるだろう的な感じでほっとかれたやつですか?

「仕方ないじゃない。一緒に寝るためには……」

「ええええええええ! 俺、一緒に寝たのかよ!!!」

結構重要! テストに出るよ!

「とその前に今何時? 学校行くんだろ?」

「9時よ」

「…………う~んと。まだ夜?」

「朝よ」

「なんで起こしてくれなかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

「いやよ。まだ眠たかったんだもん」

「だもんじゃない!! 学校遅刻じゃないか?」

この学校に来たのは一昨日だ。もしかしたら今日は何らかの事情により登校時間が遅いのかもしれない。

そう願う白門であったが、

「遅刻に決まってるじゃない。9時よ、9時」

「知ってるわ!!」

今日も始まるビックなDAY


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