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武装守護霊  作者: 改樹考果
第一章『渇欲の武霊使い』
40/85

28、『ようこそ星波町へ』(終)

 「お~い夜衣斗さぁ~ん」

 誰かに呼ばれた声に、ばちっと目が開く。

 ……美羽さん?

 反射的に顔を上げると、ものすごく近くに美羽さんの顔があった。

 あまりの近さに仰け反ると、バランスを崩してしまい、後ろに倒れそうになる。

 「夜衣斗さん!?」

 思わずって感じで俺の手を取ってしまう美羽さん。

 だったが、男の体重を女の子が受け止められるはずもなく、結果、美羽さんもバランスを崩し、倒れた俺の上に乗り掛かる形で倒れてしまった。

 今日何度も感じた美羽さんの体温とむ……の感覚に、ぼっと火が付いたように顔が赤くなる。

 「ご、ごめんなさい夜衣斗さん」

 俺の赤面を間近で見たのか、ばっと俺から離れる美羽さん。

 そしてカーッと顔を赤くして、

 「…………重くなかったですか?」

 なんて恥ずかしそうに言うものだから、俺の心臓にクリティカルヒット。

 返事をしたいが、なんか喉が詰まったかのように声が出ない。

 仕方ないので首をブンブンと横に振って答える。

 その際に、頭をゴリゴリと後ろにあるなにかに擦り付ける羽目になったが……これは木か?

 後頭部に感じる感覚に疑問を覚えた俺は、上半身だけ起こし、自分がどこに居るか確認。

 星波神社の本殿・賽銭箱の後ろのある階段に俺は座っていた。

 ……なんで俺はこんな所で眠っていたんだ?

 などと疑問に思った時、舌に鉄さびに似た味を感じた。

 その瞬間、一気に思い出す。

 自称最後の敵との一戦を。

 思わず右腕を見ると、ちゃんとある。

 破れた服どころか、周りをもう一度改めて見直すと、剣と弾丸でめちゃめちゃになったはずの神社も元通りになっていた。

 身体と服は治し直されたと考えるとして、建物などの破壊が直っているのはどういうことなんだろうか? 隔離していた場所と現実の世界は別だった? ……まあ、なんであれ、何度体感しても武霊能力はとんでもないな……

 「夜衣斗さん。さっきからキョロキョロして、どうしたんですか?」

 小首を傾げて不思議そうに見る美羽さんに、俺は小さく首を横に振る。

 「……ちょっと寝惚けていたみたいです」

 流石に美羽さんに自称最後の敵のことは話せないので、誤魔化すしかなかった。

 下手をすれば新たな死の運命を呼び込みかねないし、なによりそれに美羽さんを巻き込んだら……後悔しても後悔し切れないだろう。

 だから、気付かないでくれ美羽さん。

 俺の祈るような嘘に、美羽さんはなにを感じたのか、少しだけ小首を傾げ、微笑んだ。

 「一時睡眠になると、どうしてもそうなっちゃいますからね~」

 とだけ言って、くるっと後ろに身体ごと向いてしまった。

 もしかして、嘘を吐いているってばれたか?

 思わず肝を冷やしてしまったが、全然違った。

 「はい」

 と言って再びこっちを向いた美羽さんが差し出したのは、大きな紙袋だった。

 シルクハットとマントに長靴を履いた白猫がデザインされてある紙袋で、どうみてもケーキが入っているようには見えない。

 というか、ケーキが入っていると思わしき箱は賽銭箱の上に置いてあるな……となると、これは絵柄から察するに……

 「……服ですか?」

 俺の困った感じの問いに、美羽さんはお茶目な感じで笑う。

 「えへへ。これは今日と昨日のお礼です。サイズは春子さんから聞きましたから、ちゃんと着れると思いますよ」

 「…………」

 ど、どうしよう……服の話になった時になにか企んだとは思ったが、まさかその日の内に実行するとは……行動力あり過ぎですって美羽さん。と、とりあえず、ここで拒否するのは男じゃないよな……

 「あ、ありがとうございます」

 「いえいえ。お礼ですし。きっと似合いますよ」

 ん……ん~あんまり今着ているようなの以外は着たくないんだが、折角美羽さんが俺のために選んでくれたものだしな……って、よくよく考えてみると、これって異性からの初プレゼント!? ヤバい物凄く嬉しくなってしまった。

 思わずニヤニヤしそうになったが、自制心を総動員してなんとか――

 「そんなに喜んでくれるなんて、美羽も嬉しくなっちゃいますよ」

 ……あっさり見破られてしまった。ま、まあ、気付かれたからといって、支障はないが……は、恥ずかしい。


 美羽さんの先導で春子さん宅に向かいながら、俺は思考を巡らせていた。

 さっき思わず喜んでしまった時、俺の表情筋は動いていないはず。

 なのに、なんで気付かれたんだろうか?

 そもそも、俺の顔はただでさえ前髪で隠されているし、感情を身体で現すタイプじゃない。

 だとするなら……戦闘中も思ったが、美羽さんって本当にとんでもなく勘が良い人なんだな……幸野さんが信頼するのも頷けるし、これをそのまま戦闘に転化した場合、確かに俺より強いという自称最後の敵の言葉は納得できる。

 が、そもそもどうやって戦えというのだろうか? 理由がない。戦闘が常な世の中・世界なら修練と称して戦うことは構わないかもしれないが、ここは日本で、俺と美羽さんは学生だ。

 例え武霊使いであろうと、公然と安易に力を使うべきではないだろう。

 いくら直されるとはいっても、その間は壊れたままであるわけだし、町のみという限定制限がある以上、全力で戦える場所などどこにもない。

 全力で戦わなければ、効率のいい成長は望めないだろうし、変なセーブ癖が付く可能性だってある。

 となると、ここら辺が、俺が強くなる上でかなりのネックになりそうだな……早急に強くなる必要があるというのに……

 ぞくっと自分の腕が木端微塵になった瞬間を思い出し、連鎖して、何度も胸に剣を突き刺された記憶と、額に剣先を僅かに突き刺された時の出来事がフラッシュバックされた。

 受けた傷は跡形もなくなっている。

 だが、時間が経てば経つほど、冷静になればなるほど、肝が冷える感じがどんどん強まった。

 よくまあ、あの状況で死ななかったものだし、あんな無茶な行動を取れたと思う。

 状況的に、正しい行動で、あれしかあの場では思い付かなかったことを考えると、あの時は最善手を打っていたと思える。

 だが、それでも思い返せば恐怖が生じるし、心臓の鼓動も早くなるし、寒気を感じた。

 あんな武霊使いが何人もいて、その内の六人か? 考えてみれば、人数指定はしてなかったよな。まあ、少なくとも六人以上は俺を殺しに掛かってくるわけだ。

 しかも、その裏には武霊を巡る現時点では町すらわからないなにかがある。

 町以上の知識を持っていた謎の老人に、その弟子と最後の敵を自称する存在。

 意志力回復薬は、自称最後の敵は否定していたが、少なくとも彼らに関係している可能性が高いと見た方がいいだろうか? いや、現状でそれを決めつけるのは危険だな。

 どれだけの人物、どれだけの組織、どれだけの思惑が動いているか、高々二日でなにがわかるというんだ。

 というより、普通以下の高校生でしかない俺になにができる?

 うぅ~胃がキリキリしてきた。

 そんなことを思っていると、不意に美羽さんが立ち止まり、くるっと振り返った。

 なんの前触れもなく俺をじーっと見るので、戸惑うしかできない。

 暫くどぎまぎしながら美羽さんを見つめ返すが、何故かなにも言わなかった。

 意図がわからず、このまま構図的には見詰め合った状態なのは俺のチキンハートでは耐えられない。

 ので、意を決して口を開こうとした時、美羽さんは悲しそうに微笑んだ。

 思わずどきっとするそれに、な、なにかしたか俺!?

 思考を大混乱させてしまう。

 そんな俺に美羽さんが口にした言葉は、少々予想外なことだった。

 「…………もしかして、夜衣斗さん。この町のこと嫌いになっちゃいましたか?」

 その言葉に、俺は目を瞬かせた。

 嫌い嫌いになる以前の問題として、命の危機がある。

 そんなものに晒されるとわかっていれば、正直町がどうこうとか考える余地はなかった。

 が、考えてみれば、普通はきて早々に食い殺され掛け、連続して殺人犯に狙われたとなれば……まあ、嫌いになってもおかしくないよな。

 などと思っていると、俺のその沈黙をどう思ったのか、

 「美羽は、夜衣斗さんにこのまま星波町のことを嫌いなままいて欲しくないんです」

 別に嫌ってはいないんですけどね。そこまで思考が至る余力がないというか。

 「これから二年以上、もしかしたもっといるかもしれないのに、最初っからそんな風に思われちゃったら……確かに武霊なんてものが存在してて、ちょっと危険な町だとは美羽も思います」

 今日の出来事をちょっとの範囲に収めるのか……大物なのか、本当に日常なのか判断付かないな……

 「でも、いい所だって一杯――」

 ふと、美羽さんが俺から視線を外した。

 反射的に視線の先を追ってみるが、普通の民家があるぐらいで、特になにかがあるというわけではない。

 なのに美羽さんは、なにかいいことを思い付いたとばかりに満面の笑みになる。

 「夜衣斗さん。ちょっとだけ寄り道しません?」


 ちょっとだけの寄り道の割には大げさというか……

 俺はコウリュウの背の上で思わず苦笑していた。

 寄り道の提案を特に拒否する必要もなかった俺が頷くと、美羽さんは止める間もなくコウリュウを具現化。

 っで、今、俺と美羽さんは空に居た。

 とはいっても、俺は今どこに飛んでいるかよくわかっていない。

 何故なら、コウリュウに乗る時、美羽さんが、

 「夜衣斗さん! 美羽がこれから星波町案内の締め括りとして、取って置きの場所を案内してあげます! だから、そこまで目をつぶっててくれません?」

 なにがだからなのか、意志力は大丈夫なのか、とかまあ、色々と思う所はあるが、それよりなにより、俺を先導するために美羽さんが手を握っていることが気になってしょうがなかった。

 手を握られているだけだというのに、まあ心臓の鼓動がうるさいうるさい。

 本当にこの人のパーソナルスペースはどうかしちゃってるんじゃないか?

 幼いだけとも取れなくはないが、これでは妙な勘違いをしてしまう。

 もしかして美羽さんは、俺のことを……

 そう思ってしまうが、すぐさま俺はそれを否定する。

 俺なんかに、美羽さんが想いを向けてくれるはずがない。

 ズキッと中学の時に俺をいじめた女子グループのリーダーのことを思い出す。

 中学の時、俺が受け、死のうとまで思ったいじめは、二つの別々のグループによって起こされていた。

 不良と部類されるタイプの男子グループからは、主に肉体的ないじめで、それはある程度俺を強くしたと思う……代わりに消えない恨みと殺意が心に宿ったが……

 だが、クラスメイトの女子を中心にした女子グループからのいじめは、俺の精神をおかしくさせた。

 男子グループからのいじめをギリギリの所で堪えていた俺に、女子グループから向けられる誹謗中傷は、その女子グループのリーダーが、その時の俺が少し惹かれていた女性だったこともあり、心を深く傷付け、元から苦手な女子を更に苦手にさせていた。

 が、不思議と、美羽さんにはそれを感じなかった。

 美羽さんのパーソナルスペースの無さが、俺の苦手意識を反応させないんだろうか?

 なんであれ……手汗とか出てないよな?

 などと目をつぶればそれだけ思考が加速してしまうので、

 「下りますよ」

 と言われて、コウリュウの念動力でふわりと地面に下ろされるまでが、ものすごく長く感じる羽目になった。

 「実はここ、武霊が発生するようになってから立ち入り禁止になっているんですよね」

 って、そんなところに堂々と連れてきたのか?

 「とは言っても、立ち入り禁止はあくまで一般人は、って話ですから、美羽達は入っていいんですよ」

 なんて言ったが、それって拡大解釈じゃないか? まあ、その立ち入り禁止の条例だかなんだかを詳しく知らないからなんともいえないが……

 不意に美羽さんが手を放す。

 「目を開けてください夜衣斗さん」

 そう言われ、俺はゆっくりと瞼を開けた。

 するとここには……

 「ここが美羽の取って置きの場所です」

 そう言って、背を向けていた美羽さんがくるっと振り返る。

 そのバックでは、心の片隅にずっと在った不安などを一瞬忘れてしまうほど綺麗な……夕日に照らせれ、赤くなった星波町の光景があった。

 まあ、ところどころ壊れているが……

 赤く染まる海。

 日が落ちているため暗い海岸。

 町を分断するように流れる川。

 それらによって離れ分けられている、学園、大橋、廃工場、家々などなど、それらがただ夕日の光に照らされているだけだというのに、酷く魅力的に見えた。

 あるいは、所々壊れた状態がもの悲しさを演出して、かえって良い雰囲気を出しているのかもしれない。

 そんな光景をバックに、美羽さんは、

 「ようこそ星波町へ」

 思わず今日一番の胸の高鳴りを覚えるほど、とびっきりの笑顔を俺に向けてくれた。

 そして、同時に思った。

 今が夕方でよかった……きっと今の俺の顔は、はっきりと分かるほど顔を赤くしていただろうから……






  第一章『渇欲の武霊使い』終了


   次章


    間章その一『ようこそ星波学園へ』






 「ははっ! やっぱり良いな! あの未完成さ! 未熟さ! 詰めの甘さ!」

 星波町にある廃工場の一角で、高神礼治を名乗っていた少年は楽しそうに笑っていた。

 「丁度おもちゃが壊れたところだ。次のおもちゃはあいつにしよう! くっははは」

 などと口走っている少年の背後には、錆びや落書きなどによってぼろぼろになっている廃工場の光景には似つかわしくない格好をした二人がいた。

 両者とも百七十前後の身長に、すらりとした体型。

 中性的な体付きが収まっている服は、片方がタキシード。もう片方がスカートの短いドレス。

 しかも両服装共に、これでもかというぐらいにフリルが付いた特殊な服だった。

 極め付けは、二人とも同じヴェネチアカーニヴァルで使われるような豪華な仮面を付けており、見様によってはどこかの仮装パーティにでも行くかのような格好だった。

 そんな二人の片方、タキシードを着た方がため息を吐く。

 「もう少し自重して欲しいものだ。私達が助け出さなければ、あなたは警察に捕まっていたのだぞ?」

 タキシードの言葉に、少年は笑うのを止め、振り返り、獰猛な笑みを浮かべる。

 「っは、だからどうした? 警察ごときに捕まった程度で、この完成された俺がどうこうなるかと思っているのか?」

 その攻撃的な雰囲気は、もしこの場に星波町での彼を知っているものがいれば、別人だと思ってしまうほど全く違うものだった。

 その変わりようはドレスを着た方も感じていたらしく。

 「もう高神礼治は止めたの?」

 「必要ないだろ? あれはもう使い物にならね」

 「随分簡単に切り捨てるのね」

 ドレスのその言葉に、少年は鼻で笑う。

 「なんだ? 同情でもしているのか? まあ、あのおもちゃも、お前らと」

 少年は不意に口をつぐむ。

 目の前にいる二人が、唐突に殺意を向け始めたからだ。

 もっとも、だからといって、少年の笑みは消えない。

 「いいのかよ? 俺はお前達の『お父様』の……まあ、お前らには関係ない話だな。いいぜ?」

 少年の背後に半透明のBBドラゴンが姿を現す。

 「お前らの完成度を確かめてやる」

 その言葉と共に、武霊を具現化しようとした。

 だが、それより先に二人が殺意を抑えてしまう。

 「おいおい、人がせってくヤル気になろうって時になにや――」

 「私達はこれから次の実験(・・・・)の準備に入る」

 自分の言葉を遮って放ったタキシードの言葉に、少年は眉を顰めた。

 だが、直後に目を丸くする。

 「っは、なるほどついに完成したか!」

 少年の言葉に、二人はそろって頷く。

 「ええ、既にあなたの観察対象(・・・・)で試させて貰ったわ」

 ドレスの言葉に、少年は再びニヤニヤと笑い出す。

 「なるほど、なんで壊れたのかと思ったら、そういうことか……っは、ってことは結局、お前らも切り捨てる予定だった訳か」

 少年の言葉に二人は無言。

 その反応に少年は若干不服そうな顔をして舌打ちをした。

 「それだったらもっと遊んどくんだったな。身体の方(・・・・)はまだ新品(・・・・・)だったていうのによ。もったいねぇことをしたか?」

 少年のつぶやきを聞いたタキシードとドレスは顔を見合わせる。

 「「……新品とはどういう意味だ?」」

 異口同音に発せられたその問いに、少年は一瞬キョトンとした後、下品に笑う。

 「ま、そうだよな。お前らはしらねぇよな。まあ、つまりだ処」

 「しょ?」「しょ?」

 言い掛けた言葉をまたしても不意につぐんだ少年は、何故か周りをキョロキョロと見回す。

 一体なにを警戒し、なぜ言葉を止めたのかわからない二人が再び顔を見合わせると、少年は派手に舌打ちをした。

 「乙女だってことだよ。くそが! ああつまらね!」

 「意味がわからないな」「意味がわからないわ」

 「そんなに知りたきゃ『お母様』にでも聞けやボケ共!」

 声をそろえて問い掛けてくる二人に対して激怒し、少年は背を向け、歩き出してしまった。

 その動きに少し慌てたタキシードは、内ポケットからなにかを取り出し、

 「受け取れ!」

 なにかを投げた。

 少年は投げられたものを振り返りもせずに右手でキャッチし、自分の前にそれを持って行く。

 それは掌に収まるぐらいの銀色の筒だった。

 「今回使ったもの(・・・・・・・)と同じものよ。お前のもう一人の観察対象(・・・・・・・・・)に使わせて」

 ドレスの言葉に、少年は受け取った筒で頭を掻き、左手をひらひらとさせる。

 「りょーかい」

 あまりやる気がなさそうな返事を発して、少年は廃工場の奥へと消えた。

 それを確認した二人は、互いに顔を見合わせ。

 「私達も帰りましょう」

 「ああ、お母様がきっと待っている」

 「ええ、急ぎましょう」

 「ああ、急ごう」

 そう口にし合った瞬間、二人の姿はその場からまるで霧のように消え去った。

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