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武装守護霊  作者: 改樹考果
第一章『渇欲の武霊使い』
14/85

2、『今更ながらの自己紹介』

 簡単な診察で何ともないと言われた俺は、直ぐに病院を出ることになった。

 まあ、健康体の人間には病院は無用だよな……

 俺の場合は意志力不足で意識を失ったこともあり、念のため病室で寝かされただけだが、あのままずっと寝ていたら点滴とか打たれてたんだろうか?

 そんなことを考えながら春子さんと美羽さんの後をついて病院を出た。

 外に出た際に、ちらっと病院の全貌を見たが、本館は五階建で、四つある別館は六階建だったようなので、かなりの大規模な病院だといえる。

 とはいっても、何となく古い感じがするんだよな。まあ、ここもバブルの頃に建てられたものだろうから、それは当然かもしれない。

 そんな感想を抱きながら、視線を正面に戻す。

 病院は小高い丘の上に建てられているのか、外に出ると少しだけ町を見回すことができ……んん? ……何だあれ?

 遠くにある民家の屋根の上に、何かが動いているのが見えた。

 とはいっても、距離があるので、それが何なのかよくわからない。

 だが、同じ感じなのが他の屋根にも無数にいるので……もしかして! またはぐれか!?

 昨日の骸骨犬を思い出し、慌ててそれが何か確認しようとオウキを具現化しようとしたが、何故かオウキから制止されたような気がした。

 背中から出てきた半透明のオウキに視線を送りながら、

 何で止める?

 と思うと、何故かオウキはあるサーバントのイメージだけを送ってきた。

 ん~全部具現化しなくていいってことか? というか、そんなサーバントだけの部分的な具現化ってできるのか?

 そんな風に疑問に思っていると、まるでそれを肯定するかのような感情が送られてきた。

 なるほど……そういえば、昨日、オウキが骸骨犬から俺を守る時に腕だけ具現化していたな。つまり、あれは、自警団員の人が言ってた防御具現って奴であると同時に、部分的な具現化。『部分具現』って奴だった訳だ。

 となると、オウキがサーバントのイメージだけを送って来たことから考えて、具現化したい所だけを強くイメージしつつ、具現化していないオウキからサーバントを出させる。

 そんな感じか?

 肯定の感情。

 ん~そんなんで部分的に具現化できるのか? まあ、やってみるだけやってみるか……

 俺が急に立ち止まったことに、不思議そうな顔をしている春子さんと美羽さんの視線に、ちょっと抵抗を感じながら、

 「……セレクト、スナイパーサーバント」

 俺がそうつぶやくと共に、背後の半透明のオウキの肩から巨大なスコープと耳のように付いた尖った突起アンテナを持った小型円盤が飛び出し、俺の目の前で具現化した。

 「うそ! 部分具現!?」

 美羽さんが驚きの声を上げ、春子さんは目を見開いて唖然。

 そのあまりの驚きっぷりに、俺は思わず目を瞬かせつつ。

 やっぱり部分具現っていうのか……まあ、安直な名前を付けるのはわかりやすくていいが……

 「春子さん! 昨日も聞きましたけど! 本当に夜衣斗さんって昨日初めて町に来たんですか!?」

 「ええ……そのはずよ……」

 ん?

 何だか美羽さんと春子さんのテンションが微妙に違う。

 二人とも驚いていることは間違いないが、美羽さんはありありと興奮しているが、春子さんは……呆然と?

 何に対して呆然? いや、愕然と? としているのかよくわからないが、とりあえず確認するべきことは、早く確認した方が良いよな。

 俺はオウキにスナイパーサーバントのスコープを離れた屋根に乗って動いている何かに向けさせ、その映像を俺に見せるように思った。

 オウキは素直に従い、スナイパーサーバントを動かし、その映像を魂のリンク? で見せてくれて、

 何だあれ?

 思わずそう思い眉を顰めた。

 何故ならオウキが見せてくれた映像には、『小っちゃい髭のおっさん』がいたからだ。

 しかもその恰好は、いかにも大工ですって感じだった。

 昨日見たリアルな骸骨犬とは全然雰囲気が違う、コミカルな感じがするその姿に俺は反応に困ってしまう。

 とはいっても、ぱっと見渡した感じだと、三十体近くいることから考え、はぐれである可能性は高い様に思える。

 だとすると骸骨犬が海から発生していたことを鑑みて、海側の方はもっといる可能性があった。

 まあ、そんな風に大量にいても、おっさん達は全然人を襲う気配もないし、どうにも危機感を覚えられない。

 ただ、その両手には、自分の身体より大きいハンマーを持っていて、屋根にある焼けた跡に対して振るっていた。

 ん~何だか本当に大工みたいだな……あの感じだと直しているというより、更に壊している感じがするが……

 そう思っていると、俺が見ていたおっさんが、その手に持つハンマーを屋根に振るった。

 インパクトの瞬間、頭部が当たった場所が光り、頭部が退くと……え!? ……屋根の焦げ跡がなくなってる?

 本当になにあれ?

 俺が武霊を通して何かを見ていることに気付いた美羽さんが、背中から半透明の赤いドラゴン、コウリュウだったけ? を出して、スナイパーサーバントと同じ方向を見させ、

 「あ~ようやく出てきた」

 のほほんとそんなことを言いながら、半透明のコウリュウを具現化させず、背中に戻させた。

 というか、何でそんなに呑気なんだ?

 「……えっと、あれってはぐれじゃないんですか?」

 その俺の問いに、美羽さんはちょっと困った顔になって、

 「はぐれかもれませんし、そうじゃないかもしれません」

 そんな曖昧な返答に俺は困惑するしかなく、その様子を見た美羽さんは慌てて、

 「えっとですね。あれは『源さん』って呼ばれている武霊で、元々は星波町の大工さんの武霊だったんですけど……その人、『レベル2』のはぐれに食べられちゃって」

 食べられちゃって!? ん? ってかレベル2?

 「その食べられちゃった日から、ああやって武霊によって町が壊された次の日にわらわらと現れて、壊れた個所を直し回るようになっちゃったんです」

 なんだそりゃ? わけがわらかん。

 「直す以外のことは何もしない無害なはぐれもどき? ですから、気にしなくていいですよ」

 なるほど……まあ、ここで美羽さんが嘘を言っても意味ないだろうしな……それに昨日みたいなのだったら、今頃サイレンとか鳴って、町中大騒ぎになってるだろうし……ふむ……

 とりあえず納得した俺は、スナイパーサーバントをイメージすることを止めた。

 すると、スナイパーサーバントが霧散化し、跡形もなく消え去る。

 スナイパーサーバントはその名のとおり、狙撃用のサーバントで、もし源さんって武霊が人を襲うはぐれだったら、円盤の下に長大な銃身を生成し、狙撃しようかとも思っていた。

 とりあえず、杞憂に終わってよかったというべきか?

 そんなことを思っていると、ぽ~っと美羽さんが俺を見ていることに気付き、少し驚いた。

 流石にその意味がわからず、

 「……何か変なことでもしましたか?」

 って、聞くと、首を横にぶんぶん振るって、

 「いえ! その、凄いなって思って!」

 ちょっと興奮気味に、今までの俺の人生の中で一度も聞いたことがない言葉を言われ、大いに戸惑ってしまった。

 「普通、武霊使いになるには、この町に一ヵ月以上いるか通わないといけないのに、来て直ぐに武霊使いになった上に、自由に具現化できちゃうし、普通はすぐになんてできないんですよ?」

 そう言われてもな……ん~

 「……普通はどんな風になるんです?」

 「えっと……具現化して直ぐに意志力切れになっちゃったり、具現化と非具現を行ったり来たりしたり、直ぐに具現化解けちゃったりって感じなのが多いですね」

 なるほど。確かにそんなことが昨日の戦いで起きてはいなかったな。まあ、危機的状況下だったからって感じがしないでもないが……

 「しかもあの剛鬼丸を倒しちゃうし」

 「……そういえば田村さんは、星波自警団の中でも五本指に入るほど実力者って言ってましたよね?」

 「ええ、そうですよ」

 俺の問いに何でそんな事を聞くんだって感じで小首を傾げる美羽さん。

 「……じゃあ、その武霊である剛鬼丸も、自警団の武霊の中でもトップレベルの能力を持っていたって事なんですよね?」

 「はい、破壊力、防御力だけでいえば、ナンバーワンだったと思います」

 そんなのを俺は、というか、オウキは倒したのか……確かに武霊使い素人がどうこうできるレベルって感じはしないが……ん~まあ、

 「……たまたま相性がよかっただけだと思いますよ」

 「そんなことはありませんって! 確かに夜衣斗さんのオウキは、剛鬼丸と相性が良かったかもしれませんけど、それだけでどうにかできるほど剛鬼丸は弱い武霊じゃないんです。美羽だって『武霊ファイト』で何度も負けているんですから」

 なんて反論されるが、武霊ファイト?

 気になる単語を口にしたが、美羽さんはそのことを俺が聞く間を与えず、

 「それにあんなに沢山いたはぐれをまとめて倒しちゃうし」

 「……いや、はぐれを一掃したのは剛鬼丸だし、そもそもあの場所を選んだのは美羽さんでしょ?」

 「あれ? そうでしたっけ?」

 本気で疑問を思っている感じの美羽さんに流石に呆れるしかなく、俺は思わず苦笑してしまった。

 まあ、そこら辺は彼女にとってどうてもいいことだったのか、

 「そんなことよりもっと驚いたのは、部分具現化ですよ!」

 そういえばさっきも驚いていたな。

 「……部分具現ってそんなに難しいんですか?」

 「ええ。美羽だってちょっと苦手なんですよ?」

 「……美羽さんは武霊使いになって何年ぐらいなんですか?」

 「えっと……五年ぐらいですね」

 なるほど、確かにそれぐらい武霊使いとして年月を重ねている人が苦手意識を持っているとなると、難しい具現化だってのは納得できる。

 だが、ん~俺は特に難しい感じはしなかったんだけどな……

 「も~ほんとぉーに凄過ぎです!」

 興奮がマックスになったのか、美羽さんがそんなことを大声で言い、あまりの大声に俺は周囲を見回してしまった。

 一応周囲に人はいないが、

 「凄いです! 凄過ぎなんです!」

 と連呼する美羽さんに、ただただ困惑するしかない。

 俺があまりにも困惑していたのか、

 「美羽ちゃん。夜衣斗ちゃんが困っているわよ」

 と春子さんが苦笑して助け船を出してくれた。

 「え!? あ! す、すいません。美羽ったら、一人で興奮して……ごめんなさい」

 「……いえ」

 なんだかな……というか、シュンっとなっている美羽さんも可愛いな……って、何考えているんだ俺?

 「それにしても……」

 不意に、暗いトーンで春子さんが、

 「本当に武霊使いになっちゃったのね……」

 そう言って、悲しそうな、辛そうな顔になった。

 「ごめんね夜衣斗ちゃん。来て早々にあんな目に遭わせてしまって……ここしかなかったとはいえ……こんなに早くこんなことになるなんて……」

 ここしかなかったね……それは確かにそうだが……ニュアンスが何か、ちょっと違く感じないか? まあ、俺もいまいち現実感を感じてないしな……現実だとはわかってはいても……

 「春子さん。そんなに自分を責めないでください。どうしたって『忘却現象』の影響で、外の人にこの町の現状を伝えることができないんですから……」

 会って直ぐの妙なテンションとは明らかに違う、急に暗くなった春子さんをちょっと戸惑いながらフォローする美羽さん。

 っていうか、忘却現象? ふむ? 名前と話からして、武霊のことが世界中に伝わってない原因か?

 などと思ってそれが何であるか聞こうと思った時、

 「そういえば、春子さん自己紹介しました?」

 なんてことを美羽さんが春子さんに言い出した。

 「え? 私は別にいいんじゃない?」

 キョトンとする春子さんに、美羽さんはちょっと怒った顔になって、

 「あのですね。これから少なくとも二年近く一緒に住むんですから、こういう初めのことは大事だと思います」

 「そう? 数日前に電話でちょっとだけ話したし、お互いの顔だって写真で見てるわよ? ねえ?」

 唐突に俺に話を振って来たので、俺は思わず頷いてしまう。

 「駄目です! とにかく自己紹介をしましょう!」

 ん~今更って感じもしなくもないが……

 ちらっと春子さんと前髪越しに目を合わし、どちらともなく、

 「黒樹春子です。あなたのお母さんの妹で、黒薔薇春のペンネームで少女漫画を描いてます」

 「……黒樹夜衣斗です。あなたの姉の息子で、高校二年になります。……これから二年間よろしくお願いします」

 「はい、よろしくお願いします」

 …………なんだこれ?

 「っで、美羽は、春子さんの家の隣に住んでいる赤井家の一人娘。赤井美羽です」

 そう名乗って、背後から再び半透明の赤いドラゴンを出し、

 「この子は昨日も紹介しましたが、コウリュウ。美羽の武装守護霊です」

 コウリュウね……ん? コウリュウ?

 俺は改めてまじまじとコウリュウを見た。

 二本の角を生やした、怖いというよりカッコいいイメージの頭部に、長い首と繋がる人のような胴体。そして、前足、というより腕と、腕とは別に背中に翼。

 一般的なドラゴンのイメージより人型に近いが……昨日は色々と余裕がなくて気付かなかったが、ある作品で見たことがあるドラゴンの姿に似ていた……えっと、その作品の名前は確か……

 「……もしかして、児童小説の『赤竜物語』に出てくるコウリュウ?」

 思わず聞いてしまった俺の問いに、美羽さんは嬉しそうに頷き、

 「はい! 美羽の武装守護霊はその赤竜物語の主人公ドラゴンが基になってます。私、昔っから赤竜物語が大好きで、そのせいか武装守護霊もコウリュウになっちゃったみたいなんです」

 なるほど……武装守護霊は想像で武装する霊体ってサヤが言っていたな……俺の武霊も子供の頃から考え続けてきたオウキだし、昨日ちょっとだけ浜辺で見た武霊達の姿から考えると……

 「……武霊使いのその武霊は、『人生の根幹となったイメージ』で武装するってことですか?」

 「はい、そうですよ」

 俺の問いに、事もなげに頷くが、ん~武装なのに、何で根幹となるイメージなんだ? どうせだったら、取り憑いた人間の中で最も攻撃的なイメージで武装すればいいんじゃないんだろうか? いや? 具現化率のことを考えれば、武霊使いが最もイメージし易いものの方が安定するし、強くなるってことか?

 俺はそんなことをごちゃごちゃと考えている間に、美羽さんが気になる言葉を口にした。

 「っで、春子さんとは、春子さんが星波町にやってきてから十年近く家族ぐるみで『お世話しています』」

 なるほど、お隣さんか……だから、春子さんと親しいのか……あれ? 今、変なことを言わなかったか?

 ん~……

 じと~っと俺が春子さんを見ると、

 「み、美羽ちゃん」

 何だかまずいことを言われたって感じで、春子さんが小さな抗議の声を上げた。

 「え? 何かいけなかったですか?」

 抗議の意味がわかっていな感じの美羽さんは、春子さんに小首を傾げた。

 その仕草に俺は思わずドキリとしてしまった。

 何というか、彼女の幼さと元気さと相まって物凄く可愛く見えるというか……いかんいかん。さっきもそうだったが、いくら可愛く感じていても、これではいかがわしい感情と大差ない。というか、俺なんかに好かれても美羽さんは迷惑だろうしな……あ~とりあえず……何か怪しいと思ってたが……

 俺が思考を必死に切り替えている間に、美羽さんは、

 「だって春子さん。全然家事ができないじゃないですか」

 などと口にした。

 って、家事ができない?

 「……どういうことです?」

 俺の問いに、美羽さんは再び小首を傾げ……平常心平常心。

 「春子さんがこっちに引っ越してきた頃に、春子さんが借りた借家を、ちょっとしたゴミ屋敷きにしちゃったんです」

 じろっと春子さんを見ると、春子さんは思いっきり目を、っというか顔を逸らした。

 「軽い騒ぎになっちゃって、家主さんは怒るわ、春子さんは泣き出すわで、大変でしたよ」

 なるほど……

 「っで、あーだこーだしている内に、美羽のお母さんが春子さんのお世話をすることになって。そこから、もうなんだか、手のかかる妹ができたみたいだってお母さん言ってました。美羽も、本当の姉みたいに接して貰ってますし……」

 聞いてないな……そんな話……

 「……母は、春子さんのことを社会人として駄目な分類に入るけど、自立した女性だからって言ってたんですけどね……」

 そう言いながら、俺はズボンのポケットからスマートフォンを取り出し、

 「や、夜衣斗ちゃん? どこに電話する気?」

 「……母に」

 「ぎゃー! 駄目! 駄目!」

 母親の携帯にリダイヤルしようとして、物凄いスピードで春子さんに抱き付かれた。

 女性の匂いはするわ、胸が当たってるわ、脳みそ大混乱。

 「姉さんには報告しないでぇ~今の生活を知られたら、私、姉さんに殺されるぅ~」

 どんなイメージだ。そんな人じゃないぞ。うちの母親は……多分。

 「別に大変じゃないですから、気にしなくていいですよ」

 と苦笑しながらそうフォローする美羽さん。

 そう言われてもな……これから、春子さんじゃなくて、お隣とはいえ、赤の他人の美羽さんのご家族にお世話になることになるって考えると……はあ、無茶苦茶気が重いし、恥ずかしい……

 「とにかく!」

 スマフォを春子さんに奪われ、俺からダッシュで離れ、

 「二人はこれからデート! 暫く帰ってくんな!」

 と捨て台詞を吐いて、どこぞへと逃走。

 …………

 「えっと……」

 困ったように俺を見る美羽さん。

 …………まあ、とりあえず、

 「……星波町の案内をお願いできますか?」

 「え? あ! はい」

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