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「器」の外で

所詮“これ”は一企業のサービスだ

会社経営に忖度が存在しないはずがない


基準のよくわからないアカウント凍結

タイムラインがどうとかアルゴリズムがどうとか

我々には制御することのできない不自由な世界

そんな中で共存なんて成り立つの?


被害妄想あるある

“私は誰かに監視されている”

“私は誰かに操られている”

妄想だったら、よかったんだけど


管理者がきちんとしていないのだから

秩序なき混乱に陥るのは仕方がない

そして“管理者”はそれこそを望んでいるのだ

まあいろいろ大人の事情があるのさ


差別もヘイトスピーチもほったらかし

本当はルール違反になってるはずなのだが

でも誰にだって家族や守るものがあるわけで

“人質”を取られてる以上、

ちょっと仕方がない


便利なものをなぜわざわざ使いにくくするのだろう?

仕方がない 仕方がないんだ

だって僕らは、リアルをリアルに生きられていないのだから


どうせ反対意見を無視して強行突破したところで

どうせ彼らは外に出ることなどないのだ

三百万人もの力を合わせればなんでもできるのに

どうせ彼らはずっとネット上の存在なのだ


どんなに地味に活動していようと

必ず社会的責任を考えなければならない

だって誰が読んでるかわからないもの

それがわからないから逮捕される羽目になる


“誰が読んでるかわからない”時点で

“そこ”は内輪などではないまごうことなきリアル

でも僕らは“リアル”の意味こそをわかっていない

なぜなら––––

自他の区別が、ついていないから


だから結局、ネットがどうこうじゃなくて––––


便利なものをなぜわざわざ使いにくくするのだろう?

仕方がない 仕方がないんだ

だって僕らは、

リアルをリアルに生きられていないのだから


“なにを書き込んでもいい掲示板”に

“気軽に呟いていいSNS”なのだから

そうなってるだけのこと

そんな馬鹿なことあるはずがないのにね


そう所詮“これ”は一企業のサービスだ

この平穏な日常も単に他人次第

僕らの“問題”は何一つ解決されていないことに

いつか気づけるだろうか


……所詮“これ”は一企業のサービスだ

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