第七話 カツアゲのカツジ
クラスメイトの陽キャの陽介の頼みでユーチューブの動画の手伝いをするためのアキバに材料を買いに来た鉄島と飛山、アキバに着くとエス極とエヌ極のようにトラブルに巻き込まれた、美少年、歌島が弁霧男に喧嘩を売られていたのだしかし、簡単に
返り討ち弁霧男は逃げた
強すぎる、攻撃が当たらない男、歌島
しかし弁霧男は何処へ行ったのだろうか?
第七話 カツアゲのカツジ
弁霧男は足を引きずりながらほうほうのていで アキバの端の橋の下に逃げ隠れていたのだった
(クソ!クソ!クソ!)
「何て奴なんだよキモい攻撃が当たらん」
「なぁ財布いくら金ある?」
無駄に錆びたナイフの様な殺気を飛ばしながら堂々と男は顔を上げた
「ゲェ!?貴様!カツアゲのカツジ何故だ」
「弱った喧嘩屋から依頼金を奪い返すのは最悪のタブーだぞ」
「二度と雇えんぞ!?喧嘩屋を!」
「必要ない無い今日で歌島は終わりだ」
「そしてその暁にはアキバは俺の狩り場に戻る」
「攻撃が効かない男、人間不沈艦、変態王の三つの異名を持つ男」
「色好変也」
「神戸の鮒幽霊舟山酌司の最悪の2人で連戦させる」
「あのバケモンを2人も…何故連戦?共闘させない」
「そこは事情がある」
「だがこの連戦、ヒグマでも確実に殺せるだろうな」
「お前は予算の余りで雇ったついでだ」
「なので金欠だからお前の金は俺のもんだ」
「俺はカツアゲのカツジだぞ」
「糞!」
「かかっっっツツツツ、!7万やはり東京もんから金をとるのが一番だな」
「かカッ!歌うか!」
「ハッ?」
カツアゲのカツジのテーマ
カツアゲをして!カツアゲをして!
奪い奪って作り上げた俺の
ゴールデンエイジ
この世の雑魚どもは俺の遠隔金庫〜
アキバでオタクにたった一発でジャックポット!
ボロい稼ぎ!濡れ手にあわ!あわ!
ゴールデンアワー
そんな俺の日々
はキモくて強いオタクの脚の腱を切るのと同時に終わったたまたま見ていた歌歌ってるクソに攻撃したら〜
全部躱す!躱す!躱す俺は陽炎でも観てんのか~!
パンチパンチジャブジャブ
殴られ蹴られる俺の全盛期は壊された!
俺の稼ぎはこれから邪魔されまくり
俺は初めて逃げたアキバから
クソこうなったら10万で雇ったバケモン達で
弱らせ倒すぜー
行け!
露出の狂王!
臭い体臭と汗でどんな打撃も流し苦しめ倒す
首に地獄突きで一発
えっえええー!
闇に堕ちた主婦
同じく一発
カッティングアーム狩野
なんやかんやで負け!?
クソ!クソ!クソ!
俺の貯金は減りまくり俺の転落ムカつきは終わらねぇー
クソ!クソクソ!くそ!
チキショー
「お前、貯金してたの!?」
「誰だよソイツら!?」
「この世界野良のバケモンいっぱいいるんだよ」
「なんだよこの歌!?」
「おぼろげながら勝手に浮かんだ歌だ」
「名作には面白いツッコミどころがあるもんなんだよ」
「駄作だろ」
「馬鹿やろう男たるもん胸を張らせて貰います」
「誰目線だよ!?」
「金返せ」
「ガタガタうるせぇなウンコクセェぞ」
「誰だ!」
「元気で良いな俺が舟山酌司だ」
舟山酌司、生まれる時代を間違えた生粋のバーサーカー喧嘩で勝つのがなにより好き
嫌いなものは弱い者イジメ
好きな食べ物は山盛りのパフェ
理由は一つ武道の精神とは似て非なるものだが
喧嘩が好き故に喧嘩をカッコ悪くしてるイジメが舟山は嫌いなのだ。
見た目は建築業者のズボンみたいなダボッとしたスボンに白の長袖にサングラスを額にかけている。
荒々しい男だ。
「今のお前のような男を助けてこそ良い男なんだろうが流石の俺も貴様のようなくそったれを助ける気は沸かんな」
「知ってるぞお前がイジメで退学を喰らい、町でカツアゲを繰り返してることをな」
「貴様に相応しい結末だ精々反省し公的支援に相談でもして更正しろ」
舟山はホームレスの爺さんと鍋飯を食いながら
説教をかました。
舟山の隣には何故かドラム缶があった
ドラム缶は地獄の釜のような威圧感を何故か醸し出していた。
鮒幽霊が陸に上がればその時に使う水は自前の地獄の釜水だ
「なんで爺さんと飯食ってんだよ」
「なんでドラム缶沸かしてんだよ入るの!?」
「テメーには言われたくねーよ」
「なんでお前らがここにいる」
「俺の異名は船幽霊、船を柄杓で沈ませる妖怪だ察しろ」
「このじーさんは場所を貸してくれて仲良くなった」
「そもそも人間の考えることは皆、同じそれだけのこと」
「後、勘違いするな、俺はお前らとは違う」
「ただ強い奴と戦ってみたいだけだ」
「正々堂々と勝負を挑み断られたら観光でもして帰るつもりだ」
「巫山戯んな!金返せ!」
「良いぜ、俺の天唾天秤とそこの熱湯どちらを喰らいたい?」
「ウッ!」
「今時熱湯ってバラエティかよ」
カツジは怯み何も出来なかった
弁霧男はなんとか悪態をついた
「知らんのか、三国志の時代、城攻めの兵士を熱湯で対抗したという話を」
事実である三国志の時代死すら怯まぬ兵すら
熱湯の浴びせられれば城へ登るための梯子から落ち死んでいったと言われる
物理攻撃の対抗策なら中国には山程あるしかし
熱と液体への対処の難しさはあの中国拳法にすら困難を極めるという
八百書房より抜粋
「ホレ」
「ウワァ!?」
「嘘だよバーカ怪我人に熱湯かけるほど鬼じゃない」
「引っかかってやんの!ハッ!」
ホームレスは3人を眺めながら笑った
「ホッホッホ近頃の若もんと思えんなぉ君みたいなモンを愚道者と呼ぶのかな?」
「ふん俺はただのイカれヤローよ」
「じいさん、…あとそこの弟だろ出てこいよ」
「「よおクソ兄貴」」
「お前らもう復活したの!?」
「「俺達二人は兄弟の縁を切らせてもらう」」
「たりめーよな切れ切れ」
「どうだじいさんとそこの二人、俺は実家は漁師なんだ人手不足だし3人とも漁師でもやるか?」
「ついでにお前ら2人も」
「どうする?」
「しゃーねーだろ行くとこないし」
「「バカ言ってんじゃねーよ頭イってんのか!?」」
カツジは人食いグマだ人の味を覚えた熊は人しか襲わないようにカツジはカツアゲしかもうできない
「思い出すのー昔を世捨て人やるきっかけを」
「良ければ話してくれよじーさん」
「懐かしいワシも暴れておったんじゃ」
「昔、ワシは東大を火の海にしたんじゃ」
「「「「「!!!???」」」」」
「東大安田講堂事件!?」
「なんだそれは!?」
船山は叫んだ
「バカがテメーら教科書読めググれカス」
東大安田講堂事件とは
新左翼の学生、その数600から800名が安田講堂に立てこもり警察の機動隊に火炎瓶やゲバ棒を投げ応戦した
大事件
これは嘘八百ではなく事実である。
一番強くてヤバい学生は暴走族などではないこの時の東大生だ。
流石、東大、頭脳どころか全盛期なら戦闘力もNO1。
「その後東大を卒業し弁護士になったが特に趣味も無く段々何もなく馬鹿らしくなり今じゃホームレスよ」
「伊藤博文も大使館燃やしたし若い頃は皆イカれてんじゃよ」
「まあ人生なんとかなるわ暴れろ暴れろ」
「人間なら安定した大樹より赤に突っ込む猛牛になれってか!?」
「この世界、野良のバケモン多すぎだろ」
「コイツと同じような奴がリアルでいる事実よ」
「元気かな?赤星くんは!?」
「行くんじゃろ?いくら強くても男はホレた弱みと血の騒ぎだけには勝てんよな?」
「ああ、全て、暖まったしなぁまってな3人とも、神戸の船幽霊、船山酌司、出陣だぁ」
何言ってんだコイツラ頭湧いてんのか?と皆様は思ってることだろう
しかし、しかしね、偉人とか英雄とかそんなそんな人種と同じなんだこの世界の馬鹿たちは
織田信長みたいに己の理想の為なら
全てを超越するのも厭わないそれがコイツラだ。
ああ、しかし歌島は本当は喧嘩とか嫌いだし争い事なんて無縁だったと言うのにこんな奴らに絡まれて本当に可愛いそう。
「「頑張ってね〜」」
(人生なんとかなりそうだな)
(うん)
「おっと、言い忘れてたカツジ」
「戦いが終わった後水を指すなよ」
船山はギロリと睨みながら舌舐めずりをしながら破顔した。
カツジは船山の性格だけは知らなかったが強さだけは知っていた故にただ刃物のようなカツジも
幽霊は斬れない。
一方その頃、飛山たち
アキバ観光を楽しんでいた。
「見ろこれが僕のオススメのエロゲーだ」
「良い顔だジャンルは?」
「笑いありの純愛だボイス付き動くぞ」
「おお!最近のイカれた性癖の馬鹿どもとは違う趣味が良い!」
「「駄目だよ他人の趣味を貶してはお互いにリスペクトだろ」」
「すっスミマセン」
「うん?鉄島は何してんの」
「この眼鏡っ娘は?」
「寝取られ物だ」
「ざっけんな!死ねカス!」
「大丈夫、純愛ルートもあるからねっね?」
(寄り道に突き合わせたが楽しんで良かった)
(アキバって楽しー)
アキバを楽しんでいた
更に一方その頃さっき名前が上がった色好変也もう一人の恐るべき圧倒的剛の者が現れようとしていた。
「うぅぅぅ!神奈川育ちだからアキバのことがよくわからん」
「よくもこんな優しいお姉さんを許さねぇぞぉ」
「すいませんそこのおにぃさんこの辺にぃ歌島って奴は知りませんか」
(ヤバいヤバいどうしよう私は何て事をしてしまったの?)
(こんな太陽みたいなを騙してしまった私はどうしたら良いの?)
この若い強そうな短髪の16歳の少年と馬鹿な女はいったいなにを巻き起こそうというのだろうか。
カツジは刃物のような男と書いたがもっと言うと鞭に近い刃物は色んなことに使えるが鞭は傷付けることしかできない
歌詞の三人で一番強いのは狩野、露出、主婦の順




