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「かっ、書けなくなった…(´ཀ` )」という初心者あるあるとの遭遇

作者: 悠布

本来は活動報告に載せるべき、日記のような内容ですが...

 最近、筆が止まったことがありまして。


 私は現在、初作品となる長編小説を執筆中なのですが...

 今までガンガン書き続けていた反動か、ピタリと指と頭が停止してしまったんです。

 ネタと先の展開だけは、まだまだ有り余っているにもかかわらず。


 いつものカキカキスタイルもですね、数日ガガガッと書いて、その後は数日書かない…という緩急が激しいものなのですが、それともまた感覚が少し違って。


「ついに来たか、ぷちスランプ!」と構え、


 慌てて先輩作者さん方のエッセイやらネット情報やらを漁ると、原因が判明いたしました。


 まず、①魔力(MP)切れ。


 これだ!

 と思い、感謝で画面を拝みつつ、「リフレッシュ・気分転換せよ」という他の意見とも併用して、健康な生活を心がけました。


 早寝早起き、水分補給してストレッチ、サプリメントやキヨレオピンを飲んだり、お香を焚いたり、自然に触れたり買い物したり。

 普段よく聴く狂ったvocalを止め、讃美歌を聴いたり。


 布団大好き人間の私には似合わない、ヘルシーライフです。

 顔色も良くなり、明らかに体力(HP)が回復したのがわかりました。



 ―――すると。


 ...なんということでしょうか。


 心身共に好調になったら、ますます書けなくなってしまったのです!

 聖なる癒しのヴェールに包まれた脳みそが、「もう、何も言わなくて(書かなくて)いいんだよ...」と囁いているかのように!!


 そっ、そんな! オラの指はまだ死んでねぇ!!


 

 再び、慌ててさらに深く調べました。


 して、またもや原因が判明。

 

 ②鬱々とするからこそ、筆をとれるという人


 ……どうやら自分も、鬱っぽくないとノリ良く書けないタイプだったようです。


 精神に溜まった毒素を、形を変えて文章に載せて放出するタイプ。


 ヘドロと膿が重要な意味を為すアンデッド(闇のゾンビ)に、日光と讃美歌が天敵なのは、周知の通りです。

 

 私は見事に、浄化という自殺行為を行なっていたのでした。アーメン。



 ―――三度、大慌てで調べました。


 ...ありました、解決手段。


 ③小説とは違う、エッセイのようなものを書く


 次はこれだ。

 よし、やるぞ!


 ……書きました。

 非公開のまま消してしまいましたが、このエッセイを書く前に書き殴った文章があります。


 ――すると。


 僅かにですが、筆が復活しました!

 良かった~、ほっ…


 と喜ぶのも束の間、私は少しの回復とともに……地味ぃーに、変質していたようなのです。


 

「今までに書いた部分が、どえらく下手くそに見える」。


 つい先日まで「稚拙な文章なり…」とは思いつつも、まあまあ満足していたストーリーに、急に(あら)が…点々と散見されてきました。

 夜空に煌めく星のように、色も大きさも光量も様々な、見ようとするほど増えていく気になる点。


 

 な、何が起こったぁぁ!?

 ...全部少しずつ書き直したい! いや出来んけど!


 これまでにも、暫く前に書いた部分をふと見返しては、「んぉ? なんかチビチビと成長してるっぽいな...」

 と思う事は何度かありました。主に、文の書き方の面で。

 

 でも、今回のように急に―――「うわあぁ、ぬおぉぉ...ちーん(語彙力)」

 となったのは初めてです。それも一文一文は勿論のこと、ストーリー構成やキャラクター描写という面においても。



 以前から知っていたけれども未だ改善させていない、驚異のヒット率5割(・・)のブラバポイントである第7話なんぞは、もはや恥ずかしくて自分でも読めないくらいです。

 こんなの書いてる暇あったら早よ直せ、ですね、ハイ。

 直そうとして、読んでは「ギャアァァァ」とブラバしてしまうのです…笑 ある意味、自分が楽しんでいるとも言えるのか...



 まぁなんでしょう、起こった現象を例えるならば...

 

 くさったしたい Lv.1が教会(・・)で10ゴールド払って蘇生させてもらったら、どくどくゾンビ Lv.1 になっていた...というような状況でしょうか?

 ちょっと何言っているか意味不明ですが。




 ―――ごちゃごちゃ申してまいりましたが、これも誰もが通る道なのでしょう。

 執筆歴はまだ三ヶ月ですが、順調に書き手あるあるの弾丸を食らい続けています。


 これが半年後、一年後、数年後となった時、自分はまだ立っているでしょうか。

 塹壕を掘って一旦隠れているか、退却したか、被弾し過ぎて白骨立往生しているか...


 …否。

 豆鉄砲から撃ち出される仙豆を箸でキャッチする、ハイレベルな食いしん坊になっていることを願おう。

 

 そのためにも今、ここで撤退するわけには参りません。

 

 弾が、致命傷を与える銀の弾丸となるか。栄養を与えるチョコボールとなるかは、自分次第です。キリッ。

 (フッ……若輩が偉そうに良いこと言ったった...)

 




 ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。「あったなぁ~、そんな時期…」と、仄かな懐かしさをプレゼントできたでしょうか? 笑

 よろしければ、コメントを書いていってくださると嬉しいです!


 あと、もしお優しいアンデッドタイプの方がいらっしゃれば、ぜひ(わたくし)めに解決方法のご教授を…お願いします…(´・ω・)

 一旦清らかな骨になってしまってから、まだ腐肉が戻ってないんですよ...

「書けねえゾ」とか言っといてなんなんですけど...


金魚が人類の敵になる話です。


もし興味がおありでしたら…是非いらしてください。

両手両足を上げて大歓迎させていただきます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私もしょっちゅう書けなくなります。 最初の方の作品も書いても書いても評価はつかなくて『うわ、マジか』ってテンション下がって筆が止まってしまいましたね。 今でも『うわー、書き直してぇ』と思…
[良い点] 参考にしたエッセイのワードに全部見覚えがある! あと、『何度も読み返すせいで、自分の作品がどんどんつまらなく思えてくる』とかありましたね。
[一言] あるあるですねぇ~。 一週間もすると粗が見つかり直し直し……。 一年もすると昔の作品はあれだけ直したはずなのに粗ばっかり見つかります。 その分だけ成長しているってことなんでしょうね。
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