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3.11〜僕らの過去を救おう〜  作者: 古河明親
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突然の出来事

僕は生まれた。

僕は死んだ。

この間に何があったかは分からない。でも、とても楽しい人生だったと、死んだ僕は言う。3月11日。僕は生まれた。父や母は生まれた時からいなかった。なぜだかは分からないが、京都に住む祖母に引き取られ、2人で何気ない生活を送っていた。今日は僕の誕生日。テレビはいつも「震災から〇年」ばっかりだ。死者が沢山でたのはわかるが、いつまでもいつまでも話をされると、うんざりする。「死んだやつと俺は関係ないだろ。」と文句を吐き捨てると、祖母は言った。「縁起の悪いこと言うんじゃないよ!あんただって生まれてこれたのが奇跡みたいなもんなんだから」と言われた。この時の僕には、わけがわからなかった。

部屋に戻ると、何やら見覚えのないものが置いてあった。ちゃんと説明書までついている。「取扱説明書¦このアイテムは、使うと過去に戻れます。ただし、後悔しても責任は負いかねます。操作方法¦1ボタンを押す。2戻りたい日付を記入する。」ふざけないで欲しかった。ただでさえ怒られたばかりでイライラしてた僕は、震災の日に戻ってみたくなった。「ちょうどいい、お前を使わせてもらおう!」僕はそのアイテムを使い、2011年3月11日に戻った。これは僕の生まれた日で、最高で最悪の誕生日なのだった。

見てくれてありがとうございます!2話から少しずつ展開させていけたらなと思います!短文で申し訳ありません。少しづつ、ゆっくりと載せていきますので、ご期待していただけると光栄でございます!

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