表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/22

09.猶予

深夜。オルディーネ本部のアルベロ・サクロがある部屋に人影があった。

その人物はアルベロ・サクロに近づき、口を開いた。



「あなたは…何者ですか…?」




……………………………………*…………………………





俺の存在を感じとっている者が俺に話しかけてきた。



「あなたは…何者ですか…?」



俺が何者か…俺はまだ何者でもない。俺が生まれるまでは俺は単なる魂の1つに過ぎない。

しかし彼が聞きたいのはそういうことではないのだろう。

彼はさらに問いかけてきた。



「アルベロ・サクロの中にとてつもない霊力を宿した者がいるのは感じとっています…

この声もきっと聞くことができていますよね?

あなたが生まれてくるのはそう遠くない…違いますか?」



そうだ。俺はもうすぐ生まれる。そう遠くない未来の話だ。だがまだ近くない。

奴が動き始める気配がしている。だがまだだ。まだ猶予はある。



「あなたが生まれたらこの世界は大きく変わるのでしょう…

僕は…このことを人に言う勇気がない…なぜなら確証がないからです。

ですが、あなたの声を聞くことができる者がいます。次はその人をここに連れて来ます。

それからでも遅くは…ないですよね…」



そう言うと彼は去っていった。

遅くはない。本当にそうだろうか?猶予はある。と言っても俺が生まれてからでは遅いのだ。

奴はすでに策を講じている。そして4つの球も手にしている。




あぁ…俺にできることは今はまだない。


彼はどれだけ早く動いてくれるだろうか。



上の者達がどれだけ早く気づいてくれるだろうか。



彼らは強力だ。彼らが気づき、結束すれば、奴を足止めすることができるかもしれない。






…………それも厄災が真の力を発揮するまでの話だが。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ