番外編1 修剣学院入学テスト
番外編です。書きたかったので書きました。
内容は、修剣学院入学テストの筆記です。何でユウキは、4位まで下がったのかが分かります。
「・・・・・・どーしよう・・・・・・」
ユウキは小声でそう言っていた。
修剣学院入学テスト、筆記。
ユウキはとても苦戦していた。なんか嫌なオーラが出ているように感じる。
・・・・・・俺はこの日のために、一生懸命に勉強してきた。シノに沢山教えて貰った。・・・・・・でも、三角関数は駄目だろ・・・・・・。
この世界での勉強は、現実世界と一緒だった。数学や英語などなど。ユウキは元々数学が苦手なので、シノに教えて貰っていた。案の定シノは数学が得意だったので、凄くわかりやすかったが、やはり難しい。数列や、微分・積分、対数関数はそれなりにできるようになったが、三角関数は無理だった。
シノには、「三角関数捨てよう!」と笑顔で言われた。正直泣きたくなった。だが、そうするしかなかったのでそのまま勉強してきたのだが、
・・・・・・三角関数の問題多いわ〜・・・・・・全然分からん・・・・・・どうしよ・・・・・・。
筆記の前にあった実技では、ユウキは1位だった。ここまで来たら首席取りたいが、筆記が苦手なので無理だと思っている。だが、シノは実技で4位だった。シノは頭が良いので、順位は変わらないか、上がるかだろう。ユウキが下がりすぎると、シノと同じ部屋になれない。
・・・・・・さて、どうするか・・・・・・。
ユウキは悩み、悩んだ結果、出た答えは・・・・・・
・・・・・・こうなったらやけくそだ!!この野郎!!
ユウキは、適当に答えを書いた。
「・・・・・・止め!」
試験監督がそう言い、テストが終わった。
終わったと同時に、ユウキは机に突っ伏した。
「・・・・・・やっと終わった・・・・・・」
ユウキはそう言った。
「・・・・・・ユウキ大丈夫?」
シノが隣で心配そうにそう言ってくる。
「大丈夫だ・・・・・・多分」
シノにそう返す。
結局ユウキは、半分も解けなかった。
・・・・・・あ〜やばい。終わった・・・・・・。
ユウキは心の中でそう思った。
そして結果発表。
4位で終わったことに、ユウキは心の中でほっとしていたのであった。
三角関数、難しいですよね。私も無理です。対数関数とかは出来るのですが、三角関数は・・・・・・。
次から、また本編に入ります。