赤い剣
シノとユウキは、剣を取りにニス武具店に行った。
今回いつもより短いです。
「ニスさん!!」
ユウキは、武具店に入った瞬間叫んだ。
「おお!!ユウキくんか。なんじゃ」
「2年前に頼んだ剣出来てますか!!」
「出来とるよ」
ニスはそう言って倉庫の中に入って行った。
「ユウキの剣、どんなのだろうね」
シノはユウキにそう言った。
「分からん、でも良い剣が出来るのは分かる」
・・・・・実際凄い楽しみだな〜どんな剣が出来たんだろう。
そう考えていると、倉庫からニスさんが出てきた。そしてニスさんが持ってきた剣は、
「綺麗な赤だね」
シノは剣を見てそう言った。
赤い大樹の枝から出来たからだろう。剣の刀身は赤かった。その赤は、まるで夕焼けの様でとても綺麗だった。
「長さは、シノくんの氷雪剣と同じくらいだ」
「はい。ニスさん、ありがとうございます!!」
俺は1度、氷雪剣を使っている。長さが同じなら、要領も同じだろう。
「その剣にはまだ名前は無い。その剣にあった名前を付けるんだぞ。あと・・・・・」
ニスは1度目を伏せてから、
「・・・・・剣は人を選ぶという。その剣を使いこなす事で、お前の剣となる。使いこなせるようになれよ」
「はい!!」
赤い剣・・・・・はやくつかってみてー
「じゃあユウキ、帰ったら勉強ね」
シノはユウキにそう言った。
「・・・・・はい」
そして2ヶ月。剣の練習と勉強を頑張り、
修剣学院入学へ
次回から学院編に入ります。
文字数少し多くなると思います。