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前世と私 続  作者:
8/15

10階到着!!

時間の流れが早いです

初戦闘から半年後



タロウはやっとこ、迷宮10階¨試練の間¨のラスボス¨巨大スケルトン¨の前に来ていた。10階到達は、 だいたい早い人で2ヶ月から3ヶ月で、一般より少し遅いペースだ。



タロウはこの半年を振り返る。



最初にゾンビと戦ってからと言うもの、暫くは明けても暮れてもゾンビだった。 まるでバ○オハザードだ(うげ~)


ゾンビが終わると、今度はスケルトンだった。骨、骨、骨_(._.)_


スケルトンも、ヒールを連発で倒し、最後は、ゴースト。これは、聖水を振りかけるだけで倒せた。


なんだかかんだ、10階のラスボスである。


「それにしてもデカい!」


高さにして10m位だろうか?


部屋の奥には、¨階層の祭壇¨ が見える。この祭壇は各階の下り階段の部屋にあり、スキルの伝授や報奨アイテムを貰える祭壇である。



「さてどうしたものか…」


巨大スケルトンは、大きいだけで動きは鈍い。しかしながら、巨大なためヒールでは拉致があかない。


まだ相手はこちら気づいていないようだ。


「……」


タロウの保有スキルには、攻撃魔法らしい物はない。どちらかと言うと、回復・ステータス異常回復が概ねだ。


考え始めて数分後



タロウは杖に神力を込めると、試しに地面をなぞる。すると光りの軌跡が落書きとなって現れた。


「よし!これで行こう!」


タロウはゆっくりと、ボスを中心に円を書くように周り始めた。


ゆっくり…

ゆっくり…

ゆっくり…


気づかれないように。


タロウは基本ビビりである_(._.)_



円を書き終えると、聖印(シジル)と浄化のルーンを描く。


タロウは聖詩を唱える。


全ての火たちよ~主を讃えよ。


全ての水たちよ、主を讃えよ。


全ての土たちよ、主を讃えよ。


全ての風たちよ、主を讃えよ。



※以下繰り返し



詩の詠唱と共に、地面に描かれた円が青白く光りだす。



ある程度経つと、さすがに巨大スケルトンも異変に気づき始めた。タロウに向かって来る。


ドスン…

ドスン…

ドスン…


「う、うわ!やべー」


巨大な手がタロウに迫る。


ドン!


スケルトンの攻撃は、見えざる壁に阻まれてタロウに当たる事はなかった。


「ふう~死ぬかと思った!」


どうやら聖別により、結界内にボスを閉じ込められたようだ。


ドン!ドン!ドン!


なおもスケルトンは叩き続ける。


すると壁にひびが…


とっさにタロウは、詩の詠唱を再開する。すると壁のひびが消えていった。


「うーん…気が遠くなるけど、ボスが消滅するまで唱えねば…」


それから1時間詠唱して、ようやくボスは消滅し、精魂つきたタロウであった。

戦闘シーンもとい駄文です

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