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前世と私 続  作者:
5/15

いざ迷宮へ(改)

10/24 魔法に対する細かい解釈を追加しました。

迷宮 潜入直前



タロウは新緑寮から歩いて10分程の迷宮入り口に来ていた。 杜の中にある入り口は、ピラミッドの土台だけのような石造りの物で、台形の真ん中には、地下への階段が見えている。


「いよいよ迷宮かあ。戦闘あるんだろなぁ~。あ!そう言えば、俺戦えるんだろうか?」


平和な日本から来たタロウが、果たして魔物と戦えるんだろうか?


タロウは今更だが不安になる。

おもむろに、神様からの餞別?を確認する。


特殊強化ローブ(濃紺)

※炎などのあらゆる属性抵抗付


聖杖 (黒色の木製の棒、長さ1.8m位)


※世界の狭間に生える樹からできた杖。、神力増幅機能付



銀製のチョカー(四次元ポケット)



異世界の歩き方(神様著)


※タロウのステータス確認や、迷宮の歩き方など掲載


を改めて確認し、その中からガイドライン(以下本)を取り出し、ステータスの確認をする。



タロウのステータス


神聖魔法 レベル3

杖の扱い レベル3

聖別技術 レベル3

※品物に聖なる波動を込める


MAX10の内の3なので、チートでもなく平凡だ。



「これって、前世からの能力だよなあ~。神聖魔法ってなんだ?」


本をめくり、魔法の項目を読む。


魔法には、神官が使う神聖魔法と魔術師が使う混沌魔法が存在する。前者は神力を源とし、後者はマナを源とする。


神聖魔法とは、この世の理と同調してその力を引き出す。いわば共鳴作用である。


混沌魔法とは、この世の理を理解し、術式を組み立てて力を行使する。いわば、世界律の模倣である。


まあできる内容については両方とも、よくあるRPGそのものだった。また神官についても、神力を扱う者の総称であり、神殿は神力を扱う魔術師のギルドって感じだ。


次に迷宮について


新緑の宮は、10階層の職業専用ダンジョンである。職業に見合った敵しか出て来ない。ここで個人の実力を付けてから、PTを組めとの神様の計らいらしい。



以上確認終わり


「さて、行きますか~」


タロウは不安になりながらも初ダンジョンへと、階段を下りていくのだった。



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