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ちんぽ詩

勃起不全の唄

作者: 赤おじ

本文よりもタグとかあらすじの方に時間かかってないか

「立てよ。いこうぜ」


おれはお前に呼びかけた


返事はない


「立てよ。いこうぜ」


俺はお前に 再び呼びかけた


返事はない


ぐったりと うなだれている



ずっと昔 まだおれが学生だった頃 その授業中


お前は 頼みもしないのに すくっと立ちあがり


ぎらぎらと そのはけ口を探していた


おれがいくら頼んでも やめなかったよな


ぎらぎら ぎらぎらと



立て。 立てって! さあ 立って!


おれが顔を真っ赤にして叫んでも お前はうなだれている


年月という重力は 


おれたちが立ちあがるのを許さない



それでもある日 すっかり疲れきった職場で


気まぐれからか お前は のっそりと立ちあがった


頼んでもいないのに のっそりと


冬眠明けのは虫類が 太陽を睨むように


おれは 苦笑いとともに声をかける


やあ 精が出るなあ!


お前は はにかんだ


俺はまだ本気を出していないだけ、などと意味不明な供述

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