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いつも通りの日々
「じゃあまた明日な」
俺はそう言っていつも通り一緒に下校している友達とも言えない小学校からの腐れ縁のやつと別れた。
こんな代わり映えのない毎日が面倒くささも感じつつ無意識に過ぎようとしていた。しかし今日はいつもとなにか違うような気がした。まあ違うと言ってもなかなか寝付けないだけだけどね。別に直前まで携帯をいじってた訳では無い。ただ眠れない。時計を見てみると短い針が数字の2を指そうとしてた。この何とも言えない静かな、そして真っ暗な中天井をずっと見つめてるうちに何だか言葉には言い表せない不思議な気持ちになった、そしてだんだんと瞼が重く閉じていった……