来し方、行く末
美冬さんとのお付き合いに関しては、聞かれれば答えるけれどあえて周囲には言わない、というスタンスで、自然と二人ともが過ごして来たけれど、さすがに同じ家に一緒に住むとなれば、やはり双方の親族に話は通さなければならないだろう、との共通認識があって、当時、それぞれが両親に連絡を取ったわけなのだが、その時の反応は実に対照的だった。
明石家は『父が息を呑んで、慌てて母を呼んで大騒ぎになったあと、妹と弟と甥と姪がかわるがわるに電話を掛けてきた』のをリアルタイムで見ていたのだが、平岩家は前歴が前歴だから至って冷めたもので、特に姉は淡々と、
『へえ、めでたいけどまだ同棲ね?なら、ちゃんと決まってからまた連絡ちょうだいよ。ま、あんたの場合慎重すぎるくらいで丁度いいからねえ』
と、実に無造作に、正鵠を射た発言で締めてくれたわけだが、そのおかげで少しばかり気負っていたものが適度に抜けて、気楽に始められたのも事実ではある。
とはいえ、いよいよ諸々の手続きと儀式を執り行うにあたり、さまざまな物事が詰めに入ってくる最中に、凪いだ水面に石を投げこんでくるとは、こちらも予期していなかった次第で。
「あれ、美冬さんいないの?せっかくチーズケーキ一緒に食べようって思ってたのに」
「今日は朝から美容院に行ってるんだよ。というか、姉さん、お土産に気を遣う前に、まず事前連絡する気遣いの方が重要でしょうが」
九月も終わりに近付いた、土曜日、その正午過ぎ。
彼女がいつの間にか用意してくれていた、来客用のごくベーシックなスリッパを適当に上がり框に並べながら、僕は唐突にやってきた姉に、いささか呆れ気味にそう返していた。
レッド、オレンジ、ライトグリーン、ネイビーにグレーと、あるだけをずらりと並べたその中から、迷うことなくオレンジに爪先を差し入れた姉は、薄く笑って僕を見てくると、
「姉の好みは別に覚えてなくてもいいけど、あんた、彼女の好みはちゃんと把握してるでしょうね?」
「してますよ。チーズケーキはスフレが好きなのも、小物は赤も好きだけど一番好きなのはブルーなのも、スカートを滅多に履かないのは機能性重視だからなのも知ってます」
ついでに言ってしまえば、姉が最も好む色を知らないわけではなく、たまたまこの中にパープルがなかったがために、とりあえず片っ端から出してみたまでだ。
ともかく、よろしい、というように眉を上げてみせた姉は、僕に白いケーキボックスの入ったビニールバッグを渡してくると、家の奥へと向けて大股に足を進めていった。
相変わらず動きの荒いその後ろ姿は、母よりも父に似ている、と親族一同から言われるほどに、醸し出す雰囲気が酷似している。身長は美冬さんよりもさらに小柄なくらいだが、颯爽と言うよりは堂々、といった風情で、ついでに言えばはなはだ気も強い。そのせいで、実家の商売も上手く回っている部分もあるのだが。
と、ふと廊下の途中で足を止めた姉は、左手に間隔を開けて並ぶ二つの引き戸をしばし見比べていたが、納得したように軽く頷くと、そのままリビングに通じる扉を開け放った。
途端に、部屋のそこここでくつろいでいた二匹が、それぞれ反応を見せた。人が好きなかまぼこは、鳴き声とともにタワーから飛び降りるなり、怖じた様子もなく駆け寄ってきたものの、やや人見知りな面のあるサビ子さんは、ソファの上で丸まっていたのが瞬時に飛び起き、びくびくと警戒をしながら身を低くしている。
「見事に正反対ねえ、あんたら。ま、こういうのを懐かせるのも醍醐味だけど」
「言われてみれば、サビ子さんの性格、若干茂さんに似てない?」
「旦那の方がもうちょっと気弱だけど、ビビりつつも逃げ出さないところはそうかもね」
身を屈めて、足元に顔をこすりつけてきている茶と白の大きな身体を撫でてやりながら、姉はそう切り返してくると、迷うことなくソファに近付いて、どさりと腰を下ろした。
その振動に、さすがに素早く逃げ出してしまったサビ子さんの姿を横目で追いながら、細身のカーキグリーンのパンツに包まれた足を組んで、さらに言ってきた。
「ところで、丁度いいから今言っとくわ。この間、果絵ちゃんに会ったの」
前置きもなく投げつけられた名前に、僕はカップボードを開けかけた手を止めた。顔をそちらに向けると、姉は僕に構う様子もなく、隣に陣取ったかまぼこに向けて、肩を越す黒髪を一房掴んで振り回しては、じたばたと伸びてくる白い前足を弄んでいる。
これは、促さないと言うつもりはないな、と判断して、僕は無言でカップを取り出すと、取り急ぎコーヒーの支度を始めた。もてなしの意味はもちろんあるが、何より自身に今後、カフェインの鎮静効果が必要になりそうだからだ。
「あ、良充、ついでだからなんか美味しいもの作ってよ。軽いやつでいいからさ」
「いいけど、手間のかかるものは無理だからね。彼女が帰ってきたら一緒に買い出しに行く予定だったんだから」
「おや、仲のいいこと。なら、ついでに美冬さんにチーズオムレツ作ってもらえない?あれさあ、旦那が真似して作ってみてるんだけど、なんか仕上がりが違うんだよね」
「とりあえず聞いてはみるけど……今日は急いで帰らなくていいの?」
「お父さんと旦那は組合の旅行、息子二人は部活、お母さんは友達と遊びに出てるから」
「……姉さん、最初から彼女のご飯目当てで来たでしょ」
ぽんぽんと調子よく返ってきた姉の言葉に、僕は察してわずかに眉を寄せた。だいたい、こんなお昼時という時間にわざわざ来訪すること自体、狙ってやっているに違いないのだ。
一年と少し前、美冬さんとここに住み始めた直後だが、一応の顔合わせということで、双方の家にそれぞれ挨拶に赴いたのだが、僕の実家に行った時には、身内に酒飲みが多いせいか(というか、僕以外は全員だ)ちょっとした宴会になってしまった。
その折につまみが足りなくなって、酔うはずのない僕と酔っていない美冬さんで手分けして適当に作ってみたら、一番絶賛されたのが、彼女のオムレツだったわけで。
「だってさあ、いくら得意料理だからっていっても、あんな魔法みたいに作られちゃ、ファンにもなっちゃうじゃない。あたしじゃ到底無理な話だし」
姉はけろりとしてそう言ってのけると、膝に丸まろうとしていたかまぼこを脇に避けて、ソファから立ち上がると、ずかずかと寄って来てはカウンターにもたれかかる。
背伸びをして、僕の手元を覗き込んでくるそのさまは、小さい頃から変わっていない。彼女は三つ年が上だが、身長はこちらが小学校を出るまでにはとうに追い越していたし、料理の腕に至っても同じことだった。まあ、端的に言えば姉が際立って下手過ぎるのだが。
ともかく、あまり時間を掛けるわけにもいかないので、塊のチーズと牛乳、切れているバターの代わりにオリーブオイル、と材料の準備をしていると、ふいに姉が口火を切った。
「あの子に会ったのは、偶然よ?ことさらに呼びつけたりとかしたわけじゃないからね」
「分かってる。元気そうだった?」
顔はボウルに向けたまま、短く尋ねると、ええ、と小さく頷きが返ってきて、
「ご主人も優しそうだったし、可愛い女の子も連れてて、幸せそうだった」
「……そうか」
ようやく知り得たことに、僕は気が抜けたように、それだけを呟いた。
果絵は、僕の前の妻だ。別れてからおよそ一年後に姓が再び変わったらしいことまでは知っていたが、彼女の所属とは関わりのない部署に異動してからは音信も自然に途絶えて、噂すらも耳に入ることはなくなった。
今にして思えば、周りもその辺りは気を遣ってくれていたのだろうが、別れ方が別れ方だったから、日に日にその影が薄れていくとはいえ、心の隅では常に気には掛かっていて。
「それなら、良かったよ。安心した」
零れた言葉とともに、腹の底に澱のように淀んでいた何かが消えた気がして、息を吐く。すると、姉はくっと唇の端を上げて、思いがけないことを言ってきた。
「変なところが似てるのねえ。果絵ちゃんも、まるきり同じこと言ってたわよ」
「え、じゃあ、美冬さんのこと」
「話したわよ。あの人は元気ですか、って聞かれたから、結構長く付き合ってる彼女がいて、先々は一緒になる予定、って……そしたら、さっきの台詞よ」
めちゃくちゃほっとしてたわ、と笑う声に、意識していた緊張がほぐれるのを感じつつ、僕は口元をへの字に歪めてみせた。
「まったく、妙に意味ありげな溜めとか勘弁してよ。何事かあったのかと思うだろ」
「未だにそれくらいでいちいち動揺してるからよ。これから新しく所帯持とうって時に、あんたの土台が頼りなくちゃ、美冬さんに迷惑がかかるじゃない」
容赦なく核心に切り込んできた姉は、そこで勢いを止めることはせず、ここだけは母に似た、奥二重のはっきりとした瞳をきゅっと細めると、次の一撃を加えてきた。
「それに、果絵ちゃんにも言われたでしょ。あなたはただ、私の言うことを聞いているだけだ、って」
決定的なまでに亀裂を広げた過去の言葉をぶつけられて、鈍い衝撃に目を見開く。
それが呼び水となったように、脳裏にあの時の台詞が、一言一句違わずに蘇ってきた。
果絵との関係について、このままではいけないと思うまでには、随分時間が掛かった。
三年目まではただただ繁忙で、四年目にはすれ違いが増え、五年目には日々の会話すら数えるほどになって、六年目には顔を合わせることも滅多に無くなって。
笑顔の多かった彼女の表情は、いつしか平板なものになり、僕を見るなりあからさまに顔を強張らせて、逃げるように自室に篭るようにまでなったところで、ようやく機を見て話をしよう、と持ちかけた時には、何もかもがもう遅くて。
「果絵、立ちっぱなしじゃ疲れるだろう。リビングででも話そう」
六年目の夏、確か、月の光の一筋も射さない、夜半。
二階に向かう白の階段の途中で、これ以上は逃がすまいと彼女の腕を取った僕は、半ば懇願するようにそう頼んでいた。
だが、果絵は唇を歪めて、手にしていたバッグを邪魔そうに足元に落としてしまうと、
「ここでいい。どこで話したって同じことだから」
そうきっぱりと言い切るなり、掴んでいた腕を乱暴に振り払った。その動きにつれて、微かに酒の匂いが漂ってきて、反射的に眉を顰める。
と、それを認めたのか、元々下がり気味の眉を跳ね上げた彼女は、僕を睨み付けると、
「ところで、今更なに?こうやって飲んで帰ってくるのも一度も咎めない、自分の分の家事しかしなくても、お盆も正月も連休も、勝手に一人で帰省してたって怒らないくらい、わたしに関心なんてないくせに」
「酒の席は僕が付き合えない分、好きにしてくれていいって言っていただろう?家事は忙しいなら仕方ないし、君のご実家は遠いから、休暇が合わせられなくても、それで」
「そうよね。そういうフォローだけは、いつでも完璧なのよね」
僕の言葉を断ち切るように、果絵はきつい口調で言い捨てると、なおも続けた。
「言い訳じゃないことは分かってる。うちの両親だってあなたのことは高く買ってるし、愚痴ったところで最後には『お前の我儘をあれだけ聞いてくれるのに、何が不満なんだ』って二人して言ってくるくらいだし……だけど、もう、限界なの」
「果絵、僕は」
激しい波を打ち消そうと口を開いたものの、適当だと思える言葉が何ひとつ浮かばず、力ない視線を向けるばかりでいると、彼女はすっと目を細めて、
「あなたは私の言うことは何でも聞いてくれた。家の外装もインテリアも望み通りで、服や小物も勧めるものは拒まれたことすらなくて、傲慢なくらいに愛されてると思ってた。でも、結局それって、『何だって構わない』っていうことなのよね」
そう言って口を噤むと、僕から視線を外して、彼女が何もかもレイアウトした家の中をぐるりと見回して、疲れたように肩を竦めると、
「考えてみて。今まであなたが自ら望んでしてくれたことなんて一度もないでしょう?それでも、わたしのことが大事だなんて言えるの?」
喉元に切っ先を突き付けられて、目の覚める思いで彼女を見つめる。
求められるままに応じてきたことが、後に何を刻んできたのか、気付かされて。
無言のまま立ち尽くす僕に、視線を戻してきた果絵は、初めて微かに表情を緩めた。
だが、口元に浮かんでいたのは、わずかに残っていたらしい情と、それ以上の憐憫で。
「ずっと、本音を零しそうで、顔を合わせるのが嫌だったの。でも、今夜だけは酔って、久し振りに良かったと思えるわ」
鋭い一振りに薙ぎ払われて、二人を縛るものが音もなく切れて、闇に消える。
ふと過ぎったそんな幻が、現実へと変わるまでには、さしたる時間を要しなかった。
それからは、実に淡々と物事が進んでいった。元より家も土地も全て僕の名義だったし、互いの収入は完全に別管理にしていたから、分与で揉めるようなこともなく、ひたひたと最後の日がやってきて。
痕跡を残すまいとでもいうように、使いかけの日用品の類まで持って行かれてしまって、何もなくなった広い家の中で、呆然とする日々がしばらく、続いて。
「……やっぱり、僕に話しても無駄だと思われてたのかな」
当時も、幾度となく考えていた疑問が渦を巻いて、止められずに口から零れる。
それを掬い上げるように、姉は苦い笑みを唇に刻むと、宥めるように声を紡いだ。
「ちょっと違うかな。話したとしたら、あんたはうんうん、ってあの子の話を聞いて、異論の唱えようのない提案はしただろうけど、絶対に感情的にはならなかったでしょ?」
的を射た指摘に頷きを返す代わりに、のろのろとうなだれていた顔を上げる。
あの時に、違う、とすぐさま返せなかったことが、何よりもそれを裏付けていて。
「あの子がずっと欲しがってたのは、それよ。でも、昔のあんたじゃ無理な話だった、それだけのことよ」
静かに告げられた答えに、いつか見た果絵の姿が、次々と浮かんでは、消える。
隣に立つ誰かの薄い影を感じていても、迷い追い切れずにいた自身を思い返して、目を伏せていると、ふいに盛大なため息が耳を叩いた。
「ほんと、いらないところで考え過ぎるとこは変わってないのねえ。ちょっとは懲りて人生経験も積んだかと思えば、なーんかテキトーっぽいおっさんになってるしさあ」
「……平岩家の頂点に君臨してる女帝に言われたくないんだけどね」
先日など組合長から、『あんたの姉さん夫婦、足して二で割ったらもっといいのにねえ』と、こっそりと言われて、大変に納得してしまったというのに、この人は。
「あたしは必要悪なの、商売やってんだから。代表者は畏れられてなんぼよー」
ふざけ混じりにそう言いながら、カウンターに腕をついて身を離した姉は、意味もなくピルエットめいた一回転を決めてみせると、そのままキッチンへと歩みを進めてきた。
そして、僕の背後を通り抜けたかと思うと、沸騰音を響かせ始めたコーヒーメーカーの様子を窺いながら、天板に並べていたソーサーの上のカップをひとつ、取り上げて。
「これ、あんたの趣味?それとも美冬さんの趣味?」
「両方だよ。薄いつくりなのを先に僕が気に入って、口当たりと柄が彼女の好み」
唐突な問いに面食らいつつも、淀みなく応じると、姉はいきなり頬を緩めて、軽い声を立てて、笑って。
カップの持ち手に華奢とは言い難い指を突っ込んでしまうと、曲芸のようにくるくると回しながら、おかしそうに言ってきた。
「ちょっとは進歩したじゃない。この期に及んでも美冬さんに丸投げしてるようなら、廊下に正座させて説教三時間はかますとこだったけど」
「きちんと何事でも話し合ってますよ。あれだけ年下だけど本気でしっかりしてるし、僕が叱られることも結構あるくらいなんだけどね」
今朝も、もっと可愛くなって帰ってくるんだから、買い出し止めてデートしようか、と言った途端に、だめです、猫たちのご飯が切れちゃうじゃないですか!と叱られて。
そのくせ、淡く頬を染めて、用事が済んだ後ならいいですけど、などと続けられては、最早抗うすべなど見当たらなくて。
「なんか、やっと自分で考え始めた、っていうか……好きなものが明確に分かるようになったのって、彼女に惚れてからだから」
一律のトーンに覆われていた世界が、あれは赤、あれは青と、次第に色を帯びて。
その中でもひときわ鮮やかな色彩に満ちていたのが、きっと、彼女で。
もっとも、初めてまともに顔を合わせた時は、こんなに大事なひとになるとは思ってもみなかったことを思い出して、思わず喉を鳴らしていると、辺りに音高くベルが響いた。
「あれ、お客さん?」
「いや、特に誰か来るとか荷物届くとかはないはずだけど……」
そう言った直後に、玄関の扉が開けられる物音が飛んできて、しまった、と持ったままだったチーズをボウルに放り出す。ステンレスのそれが派手に回転しているのにも構わず、僕は慌てて廊下に続く扉へと走ったが、時既に遅しで。
「平岩さん、どなたかお客様……え、あれ、八重さん!?」
引き開けられた扉の向こうから姿を見せた美冬さんは、すぐ眼前にいる姉弟の姿に目を丸くしながら、うろたえたように二つの顔を、交互に見やって。
やけににこやかに、やっほー、と手を振っている八重に、とっさに手を振り返してから、焦ったように僕の方を向いてくると、抗議の声を上げた。
「もう、平岩さん、そういうことなら連絡してくださればいいのに!おもてなしできるものが何もないじゃないですか!」
「ごめんってば。ちょっと昔話に花が咲いて、すっかり時間忘れちゃって」
「あ、いいのいいの気を遣わないでー。あたしはチーズオムレツさえ食べられれば幸せだからさー」
いつものように叱られている横で、さりげなく割合にあつかましい希望を表明しながら、八重はまるで小さい頃のように、僕の背中をあやすように叩いてみせた。
その後は、出来たら呼んであげるからと、何故か僕だけが二階へと追いやられて。
完成までに必要と思われる、およそ二倍の時間ののちにようやく声が掛かった時には、美冬さんの頬が、ほんのりと朱に染まっていて。
「あの、美冬さん、どうし」
「冷めないうちに食べてください。その、美味しく出来たと思いますから」
尋ねる言葉も言い終えないうちに、オムレツをメインにした豪華な昼食を前に置かれて、僕はナイフとフォークを手に、はい、と答えるより他はなかった。
……姉さんに伝えられるくらいなら、自分で言ってしまいたかったなあ、ほんとに。




