苦悩
(どうしよう…告るべきなのかどうなのか…どうしよう)
「謙起きているの〜?早く食べないと真くんが来る時間になるよ〜大丈夫なの?」
僕は枕から首を上げ、時計を見ると7時20分だった。ふ〜ん20分かぁ ん?20分…20分…
僕は転がり落ちるように階段を駆け降り、居間駆け込んだ。
「やべ‼︎お母さん、なんでもっと早く起こしてくれなかたん‼︎」
「何回も読んでも答えなかったのは謙でしょ?」
「え⁉︎うそ‼︎一回しか起こされてないって‼︎」
「はいはい早く食べないと真くん来るよ?」
昨日考え事をしていて、まともに寝れていないせいか朝食の味がよくわからないまま、胃に流し込んだ。
ピーンポーン
「謙‼︎真くんがきてるから早く支度しなさい」
「分かってるから‼︎」
僕は疾風のようなスピードで準備をして、小串の待つ玄関まで走った。
「お…待た‥せ」
「うっす。じゃぁ行こ♪」
「おう」
「いってらっしゃい気をつけて〜」
「うん行ってきま〜す」
家が見えなくなったタイミングで
「紅っち。昨日寝れなかったの?疲れた顔してるよ?」
「まぁ、ちょっと考え事してて…あんま寝れてない」
「昨日言ってたこと?」
「うん。僕ってどうすればいいのかなぁ?」
「またまた〜そんなこと言って。人に判断を委ねたら後で失敗したりしたら、めっちゃ後悔するよ?」
「うん、分かってはいるんだけど…小串の意見を聞きたい‼︎」
「そう言うことね〜じゃあさ、ちょっと考えさせて?」
「いいよ。おねがい」
「おうよ」
旭
「あ〜さひ、おはよ〜」
「わっ‼︎理実〜急に後ろから抱き付かないでよ〜」
「え〜だって、びっくりした時の旭の声が可愛すぎるんだもん♪」
「だもんって、 はぁ、でも今度からするのやめてよね?」
「う、一応わかった…」
(理実って素直で可愛いんだよね〜他の人にこんな姿見せたくな…)
「旭⁉︎」
理実が急に私のほっぺたを突っついてきた
「ど、どうしたの?急に?」
「それこっちのセリフ‼︎キューにニヤニヤし始めたから壊れたのかと思った〜!どうしたの?好きな人でもできたの?」
「いやそんなんじゃない‼︎」
「ふ〜んじゃぁどうしたの?」
「いや…その…」
「どうしたの言えないこと?まさか⁉︎」
「いや、理実が今日も可愛いいな〜て思っただけ‼︎」
「……! いや旭の方が可愛いって‼︎」
(いや、そんなに顔真っ赤にして言わなくても、可愛い♪)
「いやそんなことは…」
「いや、そんな満更でもないような顔で言われても…」
「それは… 理実もじゃん」
謙
(でも、6年も片想いしてんのに告れないなんて…情けない…)
結局、恥ずかしいとか言って仲良くもなれてないし、まずは仲良くなることから‼︎
なので、告るの保留‼︎




