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燃え焦ゆる胡蝶蘭  作者: 勿忘草
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5/5

苦悩

(どうしよう…告るべきなのかどうなのか…どうしよう)

「謙起きているの〜?早く食べないと真くんが来る時間になるよ〜大丈夫なの?」

 僕は枕から首を上げ、時計を見ると7時20分だった。ふ〜ん20分かぁ ん?20分…20分…

僕は転がり落ちるように階段を駆け降り、居間駆け込んだ。

「やべ‼︎お母さん、なんでもっと早く起こしてくれなかたん‼︎」

「何回も読んでも答えなかったのは謙でしょ?」

「え⁉︎うそ‼︎一回しか起こされてないって‼︎」

「はいはい早く食べないと真くん来るよ?」

 昨日考え事をしていて、まともに寝れていないせいか朝食の味がよくわからないまま、胃に流し込んだ。

ピーンポーン

「謙‼︎真くんがきてるから早く支度しなさい」

「分かってるから‼︎」

僕は疾風のようなスピードで準備をして、小串の待つ玄関まで走った。

「お…待た‥せ」

「うっす。じゃぁ行こ♪」

「おう」

「いってらっしゃい気をつけて〜」

「うん行ってきま〜す」

家が見えなくなったタイミングで

「紅っち。昨日寝れなかったの?疲れた顔してるよ?」

「まぁ、ちょっと考え事してて…あんま寝れてない」

「昨日言ってたこと?」

「うん。僕ってどうすればいいのかなぁ?」

「またまた〜そんなこと言って。人に判断を委ねたら後で失敗したりしたら、めっちゃ後悔するよ?」

「うん、分かってはいるんだけど…小串の意見を聞きたい‼︎」

「そう言うことね〜じゃあさ、ちょっと考えさせて?」

「いいよ。おねがい」

「おうよ」

 旭

「あ〜さひ、おはよ〜」

「わっ‼︎理実〜急に後ろから抱き付かないでよ〜」

「え〜だって、びっくりした時の旭の声が可愛すぎるんだもん♪」

「だもんって、 はぁ、でも今度からするのやめてよね?」

「う、一応わかった…」

 (理実って素直で可愛いんだよね〜他の人にこんな姿見せたくな…)

「旭⁉︎」

 理実が急に私のほっぺたを突っついてきた

「ど、どうしたの?急に?」

「それこっちのセリフ‼︎キューにニヤニヤし始めたから壊れたのかと思った〜!どうしたの?好きな人でもできたの?」

「いやそんなんじゃない‼︎」

「ふ〜んじゃぁどうしたの?」

「いや…その…」

「どうしたの言えないこと?まさか⁉︎」

「いや、理実が今日も可愛いいな〜て思っただけ‼︎」

「……! いや旭の方が可愛いって‼︎」


 (いや、そんなに顔真っ赤にして言わなくても、可愛い♪)

「いやそんなことは…」

「いや、そんな満更でもないような顔で言われても…」

「それは… 理実もじゃん」

         謙

(でも、6年も片想いしてんのに告れないなんて…情けない…)

 結局、恥ずかしいとか言って仲良くもなれてないし、まずは仲良くなることから‼︎

なので、告るの保留‼︎

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