6話 『冒険者組合《ギルド》』
「冒険者組合の場所ですか?」
「あぁ、できれば教えてくれると嬉しいんだけど……」
ゴーグから冒険者の話を聞いた俺はさっそく冒険者になるために冒険者組合に行こうとと考えたのだがそもそもどこに組合があるか自体わからなかったため俺は酒場で注文を受けていたルールに聞くことにした。
できれば道案内してくれると助かるのだが仕事で忙しそうなルールにそんなことは言えない。
ゴーグは酒を飲むペースがどんどん上がった結果カウンターに突っ伏して寝ていた。
「冒険者組合はこの宿屋を出て、すぐ左に行った先に広場があって、その広場を右に曲がれば奥にすごく大きな建物がありましてそれが冒険者組合の場所です」
「(あ、案外近くなんだ)宿屋を出たら左に曲がって、広場を右に曲がって大きな建物……ルールさん、教えてくれてありがとうございます」
「いえいえ、こんなことで恩返しになるならいくらでも教えますよ! 地図とかも書いた方がいいですかね?」
「いや大丈夫です。じゃあ今から行ってきます」
「はい、気をつけてくださいね!」
ルールから冒険者組合の場所を教えてもらった俺はカウンター席から立ち上がり宿屋の出入り口のウエスタンドアを開けて宿屋を出た。
☆☆
「ここか……大きいな……」
俺はルールの説明通りに道を歩き、目の前に立っている大きな建物……屋敷といってもいいぐらいの大きさの家? を見てついそんな言葉をこぼした。
「……よし、入るか」
一度深呼吸して緊張をほぐす。
そして俺は冒険者組合のドアを勢いよく開けた。
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