異世界ってどんなとこ?
ノリと勢いで書き始めた物なので稚拙な部分が多いと思います。また、こうして小説を書くことが初めてなので右も左もよくわかりません。アドバイスなどを頂ければ幸いです。
続けられるかはわかりませんが、やれるだけ頑張ってみます!
学力至上主義という言葉をご存知だろうか。
一般的に、人の価値を学力で判断してしまおうという考え方を指すものだ。
俺が急にこんなことを言い出したのには、おそらく理由と呼べるであろうものがある。
言っておくが俺は妄想症などではない。
その理由というのは、俺がそんな学力至上主義の異世界に飛ばされたからである。
いや、これなんてラノベ?
誤解を招かぬよう言っておくと、別に受験が、とか試験が、とかそういう類のものでは無い。
少し話が逸れるが、この世界には魔物が棲んでいる(さらっと言っているが非常に重大な問題である)。
そいつらは人間や人間の土地を襲い、命を奪うことさえある。
そんな化物共を狩るのを生業としている集団というのが存在している。
そんな狩人達のステータス(具体的にはスキルや魔法などの性能)を決めるもととなっているものが学力なのである。
詳しい理屈は知らんが、日本で言うテスト用紙を作り出すシステムがあるらしい。
そのテストでとった点を参考にスキルポイントが割り振られるとのことだ。
んなアホな、とも思ったのだが、残念なことに事実なのである。
この世界では、強くなる=頭が良くなるということになるので、頭がいい奴が成り上がれるのは当然の結果だろう。
しかも自分達の命に直結することなので、学力の差による身分の差が現代日本よりも顕著に現れる。
しかし、頭が悪い者が下に見られるのではなく、良い者が称えられるという風潮があるという点おいては日本よりも平和なのかもしれない。
特にこれといった差別はない。だが、心の中で密かに劣等感を抱いているものは少なくない。
それは、今までもこれからも変わらないのだろう。
さて、この世界についてあらかたの説明も終わったことだし、そろそろ話し始めることにする。
まずは…俺が始めてこの世界に来たあの日のことについてだ。
第1回は少し短め?です。
どのくらいの更新頻度になるかは分かりません。