表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

My ability?

久しぶりに書きました。これからもよろしくお願いいたします!!

12.My ability?


戦闘訓練が始まり、1ヶ月が経ちそうだ。基礎的なものはほとんどできるようになり、雑魚キャラみたいなのは余裕でもう倒せる。

しかし、まだわからないことがある。はっきり言ってこれこそ始めに知らなきゃならないだろと思えることだ。

それは......自分の能力【コピー】の使い方だ。これはどんな能力かすらはっきりもしていない。調べたがどこにも書いていなかったのだ。


――――さすが伝説の能力!!!!


と言いたいところだが、ただただやりたいという人がいないだけという事実を知っているので嬉しくもなんともない。ただ、この能力は凄く予想しやすい能力でよかった。

始めは、【コピー】=【複製】だから、影分身みたいな感じかな~?はやくやりたいな~。なんて軽く考えていたが、1ヶ月経ってまだ何にも分かっていないということになりそうなんて考えてもみなかった。

みんなに気づかれないうちに能力を使えるようになって驚かせたいという子供みたいな考えで誰にも頼らずに1ヶ月が過ぎそうになっていたが、もうそんな考えを捨ててでも能力が使いたいという思いが出てきたので、とうとう梨花さんに聞いてみることにした。


「すみません、梨花さん......ちょっと聞いてもいいですか?」

「ん~?」


いつも道理、仕事からは目をはなさずに耳だけ傾けてくれる。


「僕の能力はどうしたら使えるようになるのですか......?」

「前にも言ったかもしれないけどそれは人によって違うって。それに今使えるようになったって意味ないよ~?」

「え!?」

「これも前に言ったけど能力は体への負担が大きいの。それも君の能力ならなおさらよ。能力はね、人間のエネルギーを消費して発動するのよ。そのために今はもっと強い精神力と肉体をつけておいたほうがいいわよ。」

「ええっ!?ちょっと待ってください。なんでエネルギー=強い精神力と肉体なんですか?それにゲームじゃ肉体はつきませんよ?」

「薬を使うからだよ~。あと、あのゲームは特別だから、肉体もつくの!」


――――あのゲーム特別なこと多すぎでしょ!


「まぁ、わかりました。とにかく頑張ってもっと訓練しなきゃいけないんですね。」

「そーいうことになるね~。」

「じゃあ、今日はこれで失礼しまー......」

「ちょっと待って、このフォルダ整理していてくれる?」

「え?っちょ今日はもう終わりの時間になってますよ!?」

「嫌ならいいわよ。その代わりもう質問は一切受けないけどね♪」

「......わかりましたよ!」

「良い子でよろしい!!」


こんな感じで本当に1ヶ月が過ぎてしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ