表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

after the simulation

11.after the simulation


ログアウトするとまた目の前が真っ暗になりそして2、3秒して明るくなった。


「どうだった?」


現実に戻るとまず梨花さんが笑顔で聞いてきた。


「こんなのゲームじゃないですよ!!ロボットで戦うなら痛みなんて必要ないですよね?!」

「それは......。まぁいつか必要になるかも知れないから一応ね。」


――――そんな痛みなんて俺たち自身が戦うことさえなければ必要なんて......。まさか......まさかね......。


まだ心にもやもやしたものが残っていたが無理やり納得して落ち着いた。


「とにかく明日から1個は必ずmissionクリアしてよ?」

「マジですか?!今日あんなにダメダメだったじゃないですか?」


平然な顔で言ってくる梨花さんへの驚きが隠せなかった。


「まぁ慣れれば簡単よ!じゃあ今日はもう帰っていいわよ。」

「......はい。」


帰ろうとしたとき剛士さんがいないことに気がついた。


「あ、そう言えば剛士さんはどこですか?」

「言ってなかったっけ?剛士は科学者兼戦闘員指導者なのよ。今もたまに戦闘員として戦うことはあるらしいけど。」

「そうだったんですか!?」


だからあんなに安心感があったのかもしれないと思った。


「うん。だからあんたはちょーラッキーだって言ってんの!」

「じゃあ剛士さんの能力とか教えて下さいよ。」

「......う~ん、それはちょっとな~。またこんどでもいい?」

「なんか今日隠し事多くないっすか?」

「え~別に~?」


こうして俺の戦闘訓練が始まった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ