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無夜行  作者: 369年
3/3

夜明けの刻

会話の続きです…


朝が近づくの感じるおじいさん少女を膝からどかし片付けの準備を始める。

おじいさんの着物の袖を引っ張り少女は問う。

「おじいちゃんおじいちゃん、最後の質問していい。?」

きょとん顔で少女は、問う。片付けを一旦ストップし、答える。

「よいぞ」

おじいさんは、作ったかのような笑顔で答える。

「おじいちゃん、おじいちゃんはどうして夜な夜な友達と遊ぶの?」

その質問は、おじいさんに対する最大の質問である。

「…逆に聞くよ、君がどうして人間なの?っと聞かれて困るじゃろ、それと一緒じゃ。今となっては昔過ぎて忘れてしまったよ。…けどね、好きなことを好きなやつらと一緒にしてたら、いつの間にか毎日遊び歩いておった。あとの~わしらのこの行動はの、世間の人には百鬼夜行と呼ばれとるんだよ。本当は悪いとされておる。しかしのお前さんは、どう思う?」

おじいさんの顔は、夢を語るような笑顔だったが、質問の時に見せたこわばった顔が私はわすれられない。

「私はみんな(友達と)で楽しく過ごしたいだから、おじいちゃんのことを悪くいえない。」

悩みながらも笑顔で答える。

「いいこじゃ。」

おじいさんは少女の頭を優しくなでまわした。

「私もいつかおじいちゃん見たいに友達を作って遊びまわるんだ。それも、おじいちゃんよりいっぱい友達を作って。私の友達には、動物とか妖怪とか人とか何でもかんでも友達にして遊びまわる。私だけの百鬼夜行を作るんだ。」

頭をなでるおじいさんの手は温かかった。

おじいさんの顔は作ったような笑顔だったが、どこか嬉しそうであった。

「さて、片付けを再開してもよいかの?」

頭から手をはなしおじいさんが問う。

「いいよ。今日はありがとうおじいちゃん、こんなにお星さまが見えるところまでつれてきてくれて。」

少女は満面の笑みで答える。

「よいよい、今回の百鬼夜行のついでじゃ、ぬしは逆に酔っとらんか大丈夫か?」

心配するおじいさん。

「大丈夫。たつさんが優しく飛んでくれたから酔わなかった。」

龍の背中を優しくたたくおじいさん。

たつさん、聞こえたかい。今回わざわざみんなと別行動とらせて悪かった~。今日はあんがとなー」

おじいさんの声が夜空に響き渡る。

「大丈夫です。別に気にしてませんよ~」

ぐねぐね揺らしながら飛ぶ龍さん。

「かつ」

おじいさんは杖で龍さんの背中を思いっきり叩く。

「痛いですよパワハラですよ。」

龍さんが言う。

「危ない飛び方するじゃねーよ。俺だけならいいけどよ、今日は違うだろ。」

おじいさんは怒りながら言う。

「分かりましたよ。総大将。」

龍さんはちょっと悔しそうに謝る。

「その呼び方すんじゃねーよ」

おじいさんは少し機嫌が悪くなったようだ。

「喧嘩しないの!!みんな友達だよ。」

少女は大声で叫ぶ。

「これは喧嘩じゃないんだょ。躾と呼ぶんだよ。お前さんも覚えておくのじゃよ。百鬼夜行を作るってことは、友達でありながら主従関係で結ばれるということじゃ、覚えておくのじゃよ。」

少し厳しくおじいさんが言う。

「分かんない、友達でしょ。」

戸惑う少女。

「お前さんにもわかるときがくる。その時までしっかり力を鍛えたり勉強しとくんだよ。そうすれば大丈夫だから。」

おじいさんは少しだけ機嫌が良くなったような気がした。

「龍さん地上に戻る。よろしく頼む。」

おじいさんの声は冷静だった。

「御意に」

龍さんの声が響き渡る。

地上では、他の妖怪どもが楽しく遊びまわっていました。

おじいさんは腹に空気をため大声で叫ぶ。



「静まれい。さ~て、そろそろ、よい頃合いじゃ~皆の衆…解散」

百以上の妖怪どもがおじいさんの一声に反応…


「御意に」


百以上の妖怪どもが一斉に返事を返す。

夜空から暗闇が薄くなる。それは、世界に朝が始まろうとしている合図である。

太陽とは、妖怪にとっての天敵であり必ず空に灯るものである。

妖怪それは、霊、怪異、鬼、UMA、獣、宇宙人など、人ならざるものたちである。

妖怪達は、おじいさんの一声に反応して颯爽と帰り出す。

朝があけるとおじいさんと私は、手を繋ぎおじいさんに家に送ってもらう。

「また遊ぼうの。日付けはいつも通りまた、迎えに行く。」

おじいさんは優しく。聞く

「うん。待ってるね。」

少女は満面の笑みでかえす。


しかし…それ以降おじいさんは(ぬらりひょん(総大将))は、突如として姿を消す。

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