作者に必要なのはある程度の鈍感さかも
たぶんチラシの裏にこそこそ書いているだけの創作なら表に出ることはないし誰の目にも触れずにいられると思います。
ただ、それだと当然自分以外の読者を得られないんですよね。つまりは読まれない。
よっぽどの人でなければ自分の作品を誰かに読んでもらいたいと思うはずなんです。それこそ公募や小説投稿サイトのコンテストに応募するような「書籍化したい」「作家になりたい」という人なら読まれることを前提に創作活動をしているはずです。
そこまでの情熱がなくても「え、私は単にバックアップ目的で置いているだけですけど?」て人でない限り大抵の作者なら多かれ少なかれ誰かに自作を読んで欲しいと思っているものです。PVや評価を気にする作者がいるのも結局は「読まれたい」からでしょうから。
まあたまに「読まなくてもいいからブクマと評価とレビューをくれ!」て人もいますが。昔のCMの「飲まなくてもいいんです、買ってくれさえすればそれでいいんです」みたいな感じなんですかね?
逆に「ブクマとか評価とかレビューはどうでもいいからとにかく読んで!」て人もいます。個人的にはこういう作者の方がガツガツしてなくて印象は良かったりします。作品の内容はお察しな傾向が強いのもこの手の作者なんですが(あくまでも個人的な意見です)。
私も自作を読んでもらえたら嬉しいです。
書籍化も作家になるのもちょっとどうでも良くなっているのでブクマとか評価とかレビューは割と気にしなくなっているのですが(あ、やばい。お察しな作者になってる!)。それでも読まれることを意識して書いているんですよね。
で。
誰かに読まれるってことはそれだけ読者に何らかの感想を抱かせることにもなる訳で(それが感想欄に書き込まれるかどうかは別)、ある程度作者の望んでない感想が来たりする可能性を孕んでいるんですよね。
読者っていろんな人がいますから作品を褒めてくれるものもあればめっためたに叩いてくるものや意味不明過ぎて恐怖を覚えてしまうものもあるんですよ。私もいくつかそういう「え、ちょっとこれは……」て感想をもらったことがあります。あれはメンタルにきますよねぇ。
精神的に弱かったりすると書き込んだ読者がそのつもりがなくても深く傷ついて続きを書けなくなったり作品を削除したり最悪その作者が筆を置いてしまったり……。実際にそういうケースがあるだけに何とも言えぬ気分になりますね。ちょい書いてて辛いです。
私、作者にはある程度の「鈍感さ」が必要だと思うんです。
繊細な人って作者っぽいなぁって思うこともあるんですがそれより鈍感さが大事なんじゃないかと。
鈍感さがあれば読者からきっつい感想が来てもダメージ少ないでしょ?
もしかしたらこの作品は面白くないかもってせっかく書いた自作を削除やお蔵入りにしてしまうことも減るでしょうし(ちなみに私はよく自作を削除したりお蔵入りにしたりします)。
鈍感過ぎてサイトやコンテストの規約を守れなかったり他人に迷惑をかけたりするのは駄目ですけど、ほんの僅かにでも「作者が繊細だったために起きた悲劇」を減らすためにもある程度の鈍感さはあると良いなあって思います。
先日、とある作者の作品が感想欄を閉じてしまいまして……割と楽しい雰囲気の感想欄だったので残念に思ったものです。
その作者の活動報告に「感想欄に酷い内容の書き込みをされた」旨の記事が記載しておりまして、なるほどこのせいかと納得しつつも何かもやっとしたものを胸に感じたので今回のお話となりました。
ではでは!




