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プロローグ

 その日、地球は人類が住めない星になった。


 核兵器による汚染によって住む事が出来る土地は限られ、その少ない土地をめぐりさらに戦争が起こった。列強各国は自国の領土を拡げるべくその手を宇宙へと伸ばした。


 月面基地や月面都市の建設、ラグランジュポイントへのスペースコロニー建造が進められた。


 そんななか地球で新たな知的生命体が誕生する。見た目が原油に似た黒いヘドロ状だった為に人類はその存在に気付くのが遅れた。人類はその生命体とコンタクトを取ろうとしたが失敗、生命体の未知の力によって人類は蹂躙された。追い詰められた人類はさらに核を使用し地球は終了した。


 その生命体は放射能をものともせず地球に存在するどんな兵器でも傷ひとつ付ける事が出来なかった。その数約一万、たったそれだけの数の敵に人類は大敗を喫したのである。


 その生命体が敵対行動を起こすのは人類のみであり、明らかに人類を敵視していた。人類が地球に戻るたびに攻撃を受けた、だが宇宙までは追って来ない、今のところは……。まるで地球を汚染した人類を追い出すかのように、地球を守るかのように。


 人類はその生命体をEarth imperial guardian EIG 『エイジ』と名付けた。




 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★




 まだ地球が平和だった頃までさかのぼる。


 夜更けに一人の男が力無く歩いている、自宅の安アパートまで帰っていくところだ。朝早くから出勤し夜遅くまで残業する無益な日々を繰り返している。


 彼の名前は坂井幸造、40歳独身のしがないサラリーマン。疲れきっている。


 そんな彼にも楽しみがある。部屋に帰るとすぐに撮り溜めておいたアニメを観て、漫画を読み、小説を読み、ゲームをプレイし、映画を観て、海外ドラマを観る。もちろん一度に全部は無理だが時間と体力が許す限り自分の好きな事にどっぷりと浸かり、そのまま寝落ちをして夢の中に入るのだ。


 そう、彼はオタクである。オタクといっても色々あるが彼は『物語』が好きで、ストーリーの面白さを重視するタイプだ。だが作品の批判はあまりせず何でも楽しむようにしている。否定をするのは簡単だが、それよりも楽しんだ者勝ちと考えている。


 彼の今一番のお気に入りはTVアニメ『おっさん最終転生~転生しすぎたら最強ロリ魔女っ子で打ち止めにされた~』、略して『おさ転』の主人公の友人キャラ『アイラ』の抱き枕を愛でる事である。


「早く帰ってアイラたんに癒してもらお~、アイラたんちゅっちゅ~」

 気持ち悪い事を言いながら青信号になったばかりの横断歩道を歩みだす。調子に乗って意味も無く昇竜拳の真似事をしている。


 そんな事をしているうちに横断歩道にスピードを出し過ぎたトラックが進入してくる。


 (え? 何? 嘘だろ!? このままでは暴走トラックに着地狩りをされてしまう、何とかしなければ! いや、無理だろう……。こんな唐突でお決まりのテンプレな死に方なんだから異世界転生とか転移とか、神様って奴が用意してくれるんだろうな? 手違いでしたって事でな。行きたいなぁ異世界、もし行けるんなら頑張るよ俺、本気で!)


 人生なんて物は無常である、慈悲など無い。死は皆に平等にやって来る。ただそれが人によって何時なのか分からないだけだ。


 (事故に遭うと時間の流れが遅くなって自分の人生を振り返る、みたいな、いわゆる走馬灯タイムって本当にあるんだな。正直あまり良い人生だったとは言えないし、心残りが無いとも言えない。いまさら後悔してもどうにもならないだろ? 貯金は両親に行くから役立ててくれれば良いし、臓器なんちゃらのカードも財布に入れてたかな? 無事なら役立ててくれ、会社はまぁ……どうでもいいや。もう目の前までトラックが迫ってきている、もはや壁だ。人生の最後にアイラたんという嫁に出会えて良かったな。はぁ……異世界行きたいなぁぁぁ!)



 ドンッ!!!

読んで頂きありがとうございます。

頑張って更新していきますので宜しくお願いいたします。

感想等々ご自由にどうぞ。


創作ってこんなに大変なものとは思ってませんでした、そして楽しいものですね。

皆さん本当にスゴイ!

サイトに感謝そして先輩諸兄に感謝です。

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