第一話 転校生
俺は白神堂間、皆からは不良と呼ばれている。
まぁ、別に気にしてはいねーし悪いとは思っていない、
こうやって孤独に生きるのもありかもしれないと思っている···。
そんなある日のことだ、俺の学校に転校生やってきた···。
先生「席につけー今日から新しいやつが入ってくるぞー。」
生徒「マジで!?/やったー!/可愛い子かなー···」
堂間「···。」
?「ねぇねぇ、転校生だって興味わかない、堂間?」
堂間「別に、興味ねーよ。」
ちなみに後ろに座ってるやつは新島カナ(にいじまカナ)幼なじみでよく俺に絡んでくる···
カナ「えーそうなの、てっきり転校生初日でサンドバッグに
するかと。」
堂間「するわけねーよ、代わりにてめーをサンドバッグに
してやろうか?」
カナ「おー怖い怖い···」
先生「白神ー新島ーうるさいぞー。」
カナ「はーい。」
堂間「···。」
先生「まぁいい、じゃあそろそろ紹介するぞー
入ってきてくれー」
すると扉が開き、髪が長くて黒い大人しそうな少女が入ってきた
?「···。」
先生「じゃあ自己紹介を。」
?「あ、えっと···黒舞姫乃です、
よろしくお願いします···。」
男生徒「かわいいー!!/俺の好みだー!!/付き合ってくれー!!」
女生徒「ふーん/私ほどでもないわね」
カナ「へー、可愛い子だね堂間。」
堂間「興味ないな···」
先生「静かにしろー、えーっと黒舞は···白神の隣か。
白神、黒舞のこと頼んだぞー」
堂間「俺かよ···めんどくせー···」
男生徒「白神ー!/羨ましいぞこのやろー!!」
堂間「やっかましいわ···!!」
姫乃「あ、あの···」
姫乃は堂間に近づき言った
姫乃「よ、よろしくね白神君···!」
堂間「···はぁー、おう···」
先生「さてと、授業始めるぞー最初は小テストだー。」
生徒「えー!!!?」
堂間(ったく、朝から最悪だぜ···)
ーそして放課後···教室には堂間、カナだけだった
カナ「よし!日誌終わりー!私提出してくるねー!」
堂間「おう、とっとと行ってこい···」
堂間「ったく、何で俺があいつの帰りを待たなくちゃ
いけないんだよ···」
堂間「···校門で待つか」
堂間が教室を出ようとしたその時だった!
ガッシャーン!!
突然何かが割れる音がした!!
堂間「な、なんだ···!?」
堂間は音のした方向に走った、そしてそこには···!!
堂間「あいつは···転校生···?」
そう、姫乃が階段で倒れていたのだ。
堂間「おい、大丈夫か···」
どうやら彼女は気絶している
堂間「ん?これは···?」
堂間が見つけたのは、何かの破片だった
堂間「透明だな···窓ガラスの破片か···?」
堂間は踊り場にある窓を見たが、一つも割れていなかった
堂間「鏡···いや、ここら辺に鏡はないはずだ···」
堂間「いや、今は考えもしょうがねぇ···
とりあえず、保健室に運ぶか···」
堂間は姫乃を担ぎ、保健室に向かった
~保健室~
堂間は姫乃をベッドに寝かした
堂間「ふぅ···」
堂間「さて、どうするかな···」
堂間は椅子に座り、さっきの破片を取り出した
堂間「···さっきの割れる音はこれで間違いないはずだが···
窓を見ても割れてない、鏡はトイレに行かないとない···
一体なんだったんだ···?」
すると姫乃がゆっくりと起き上がった
しかし堂間は気づいていない
姫乃「···。」
堂間「うーん···」
姫乃はゆっくりと堂間に近づき···そして···!!
姫乃「捕まえた···」
堂間「なっ!!?」
堂間はびっくりして姫乃をふりほどこうとしたが強く
抱き締められているためなかなかふりほどけなかった
堂間「おいっ···離せ···!」
姫乃「やーだ···絶対離さないよー···」
堂間「ちっ···!!」
すると堂間の持っていた破片が光輝き始めた!
堂間「な、なんだ···!!?」
姫乃「き、きゃああああああ!!!!」
すると姫乃が苦しみだし、倒れた
堂間「な、なんだったんだ···?」
堂間「ま、まぁ助かったからいいか···」
堂間「····また寝かせるか···」
堂間はまた姫乃をベッドに寝かした
堂間「···この転校生、普通じゃねーな···」
堂間「起きたら、詳しく聞いてみるか···」
続く···
ども、初めましてイオンです!えーっと初めて作りましたがいかがでしたか?
これからもどんどん作っていくのでお楽しみに!
※超不定期投稿になります、申し訳ありません···