パワフル・プリンセス
両親に呼び出され、「私もまさか結婚!?」と期待に胸をときめかせて向かった。
「アンナ、とても大事な話がある」
「何でしょう、お父様(結婚の話…???)」
「メイドのハンナについてだ」
「ハンナについて?」
いつも一緒にいるメイドのハンナがどうにかしたのか?寿退職??
「実はハンナはこの国の秘密警察の長官を務めている」
「そうなんですか」
まあ、オーラすごいし納得だわ。
「そしてお前の実の妹なんだ」
「えっ!?!????!??」
要約するとこう言う事のようだ。
我が国、アクアキングダムは元々ブルーキングダムの都市アクアだったらしい。
しかし、アクアは治安がとても悪くならず者が多くブルーキングダムは扱いにとても困っていたのだった。
そしてブルーキングダムの国王はアクアの有力者にブルーキングダムが有事の際は軍力を貸すことを条件に、アクアキングダムの国王の座を与えた。
そして国に変わってから、不思議なことにアクアキングダムの国王の元には必ず娘が二人産まれるようになった。
それから代々先に生まれた方を姫として育て、後に生まれた方を特殊諜報員として育てるように決めたらしい。もう500年も続いてるそうだ。
「と言う事は…、お母様も双子でしたの?」
「ええ、私も双子でした。しかし妹は不運にも死んでしまったのです」
「大事な話って婚約話とかかと思ったよ〜〜」と思わず声に出してしまった。
「まあそういう事に興味のある年頃なのは分かるが、焦らなくても良いんじゃないのか?」と父に言われる。
「アンナ様、それに妹がこんなに強くなるには理由があるんです。」とハンナに言われる。こいついつ来たの。
「理由?」
「それは姉さんの護衛に怪しまれず付いていけるでしょう?
そして顔も声も殆ど同じ私達ならば入れ替わっても不思議に思う人は少ない」
「入れ替わっても不思議に思う…?」
いったいいつどうして入れ替わらなきゃいけないのか。何となく嫌な予感がした。
「じゃあ大事な話はしたから、これからの自分の身の振り方を考えらのですよ。」
「身の振り方ですか?」
「妹と共に国を治めるか、嫌なら婿を取る、か自分でよく考えなさい。」
私の頭は真っ白のまま話し合いが終わった。




