めあて、常識を知ろう。
「んで、朱里ってどっから来たんだ?」
「うぐっ…わ、私は知らなかったうちに魔法で落とされたんだー。(棒)」
ううう。とりあえず魔法とか言っちゃったけど、あるのかな。んー。んー。天才朱里ちゃん、考えろ、考えろっ!んん?そーだっ!
「私、魔法で撃ち落とされて記憶が無かったんだ。この世界のお金とか、魔法とか。」
「なにやってんだ。まあいい…」
フフフ~。こーんな手を使ったんだよ~。うん。通ればいい。通れば。とりあえず海翔がいったのをまとめると…
お金は
玉、ミスリル、金貨、銀貨、銅貨で玉=1000万円、ミスリル=100万円、金貨=5万円、
銀貨=1万円、銅貨=100円なんだそーだ。ま、銅貨銀貨だけでいっかなー。
この世界には魔法とか魔道具とか武器とかあって、魔物とかいるらしい。ちなみに一番多い武器は剣らしい。
「ん、だったら槍は?」
「槍なんて力が強い奴しか使えない。確かにリーチはあるが小回りが利かないんだよなー。」
マジすか。私は使ってるんだけど…
私の頭の中を何かがよぎった。脳筋…ゴ○ラ…
「あーーーー。だめだめ!乙女はそんなことない!」
海翔が、「駄目だ…」みたいな目で見てるっ!やめて!清純な乙女をそんな目で見ないでっ!
ところでさ…と海翔が切り出した。
「朱里って魔力値、どんぐらいなのかよ。」
「は?まりょくち?なにそれ。」
「いや、知らない方がおかしいからな、それ。なにいってんのみたいな顔されるの、お前だからな。」
「記憶がないもんっ!知らないもん!」
「はいはい大変でしたね。んで、魔力値っていうのはどれだけ魔力が使えるかってこと。高ければ強いし、低ければ弱い。普通は100ぐらいだ。ちなみに俺は350だ。」
「おー。たっかーい。私はどんぐらい~。」
「えと…126兆9154億9672万9999ぐらい…ってナニコレ!」
「わーお。」
マジわーお。普通の…誰か計算して… ま、まあそんぐらいあるっってことで…
いいよね?別にチートでも、いいよね?
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(海翔)
俺からみたって異常だった。この朱里という少女は。これだけの魔力を持っていてそれでも、自分の力で自分を破壊していない。自分が他人より250多いなんて、それでご飯をもらえるなんて馬鹿だ。そして、朱里ほど力があれば俺は…家族を救えたのかもしれない…いや、絶対救えていた。朱里が、いれば。表面上、楽しそうに話ながら、俺はそんなことを考えていた。
リア友ってたまーにうざいですよね。おはこんばんにちわ。作者の里瑠華です。
次からこーんな感じにしたいと思います。
ちょっと重要なお知らせ。R15(残酷描写)のタグをつけようかと。今さらで申し訳ありません。土下座です。