#21 開催! ひらめきクイズ
21話目になります。今回は遊び心・・といいますか、クイズです。皆様もご一緒にお考えください。
お ひ な □ こ
レオル「おひなこ?・・何だ?」
ゼウス「お姫様・・か?」
ブレイド「はー? こんなの[く]に決まってんじゃん!」
レオル「分かったのかブレイド!」
ブレイド「親指、人差し指、中指、小指、□は薬指だから頭文字をとって[く]だ!」
・・・・・正解です!・・・・
画面に文字がそう表示された。レオルとゼウスは言われるまで気づかなかったが、納得した顔つきをした。
レオル「あー! なるほど。」
そして次の問題が表示される。
・・・問題2 5人で鬼ごっこをしています、今2人見つかりました。残りは何人でしょう?・・・・・
レオル「そりゃ簡単すぎるぜ、3人に決まってんだろ!」
ブレイド「バ!! ちょちょちょタンマタンマ・・」
・・・不正解です。解答権は一度きりですのでよくお考えの上、ご検討ください
ブレイド「あ・・・あっちゃ~~」
ブレイドは顔面に両手を当て、痛々しそうな顔をした。レオルは不思議そうになぜ違うのかを尋ねる。
レオル「な、何でだ!?・・だって5-2で3だろ? 」
ゼウス「けっ、貴様、あほうにもほどがあるな。鬼が混じっているんだから2人になるだろうが。」
レオル「・・・・・あ!! ・・・ご、ごめ~~ん。」
ブレイド「あー! せっかくチャンス問題だったのに、レオル! 君は黙っていなさい。」
レオル「う・・わ、悪かったよ、ハハハハ。」
・・・問題3 私=7 僕=14 彼=8 君=□
謎の法則に首を傾げ始める3人・・・
レオルとゼウスはちんぷんかんぷんであった。ブレイドはその規則性を見出そうと眉間に皺を寄せながら必死に考え込んでいる。
ブレイド「・・うーん、何だろうな・・」
レオル「ダメだ、、何て書いてあんのかまず分からねぇ・・」
ゼウス「・・オレもだ。」
ブレイド「て、おいおい。そりゃないだろ・・・(あ、勉強したこと無かったんだっけ・・2人共。)、、」
レオル「ブレイド、お前だけが頼りだ。頑張ってくれ!」
ブレイド「・・むむ・・私・・僕・・彼・・君・・・・・・・・あ!!! 分かったぞ!!・・答えは7だ!! それぞれ漢字の画数が数字に対応している。」
・・・・正解です!・・・・
レオル「おっしゃー! 」
ゼウス「・・ふん、」
ブレイド「ふー、なんかスッキリしたぜ~」
・・問題4 2x-1=a xを求めよ・・・
レオル「げげ!! 数字!? こりゃダメだな・・」
ゼウス「・・・お手上げだな。」
ブレイド「へへ、簡単だよこんなの、-1を移行して2x=a+1 そんで両辺2で割って、答えはx=a+1/2だ!!」
・・・正解です! これで4問中3問正解となります。残り6問中4問正解でクリアとなります。
レオル「おお!! すんげぇブレイド!! お前頭いいんだな!」
ブレイド「へへ、まあな。オレはこう見えても学校では一番の成績だったんだ。こんなのちょろいよ。」
ゼウス「・・ちっ、」
誇らしげな顔をして、鼻を膨らませながら語るブレイド。レオル達の賞賛に内心クスクスと笑いを堪える。ブレイドは思わず口角が上がり、心が宙にあるようにそわそわ興奮し始める。だが、次の問題でその表情は崩れ去る。
・・・問題5 周が2で、cosA=7/9である三角形ABCがある。AB=x(0<x<1)とし、三角形ABCの面積をSとするとき、Sの最大値を求めよ、またそのときの3辺の長さも求めよ・・・
ブレイド「・・・・カーーーン・・・・???」
レオル「・・読めない、古代文字みたいだ・・コス?」
ゼウス「ったく、何なんだこの試験は、ふざけてやがる・・」
レオル「ブレイド、お前ならわかるか??」
頼みの綱のブレイドも思考が停止して脳内が真っ白気になっていく。呆然と問題文を眺めているとブレイドは目の前がクラクラとし始めてくるのであった。
ブレイド「・・ふにゃ、わからんねぇよ~~、オレも無理だ・・こんなの誰が解けるんだよ!! 習ってないし~。パスパス!!」
・・本当によろしいですか?・・・
ブレイド「ああ! 降参だ!!」
・・・承知しました。ではこの問題は不正解となります。ちなみに正解はAB=AC=3/4 BC=1/2 でSの最大値√2/8 ・・・でした!・・・
ブレイド「・・・・」
レオル「・・・・」
ゼウス「・・・・」
・・・問題6 蛞蝓 何と読む?
レオル「うひゃー、目が痛くなる、」
ゼウス「何でこんな問題ばっかり出るんだ・・」
ブレイド「うーーーん、こんなの見たことないよ~~」
ゼウス「ダメか、、よし、こうなったら当てずっぽうでも・・」
ブレイド「・・そうだな、、レオル、オレも分かんないから適当に答えてくれないか?」
レオル「なんでオレに振るんだよ! 勉強したことないから分からねぇってさっき言ったろ? んー、何か気持ち悪い字だからな、、ナメクジとかかな??」
・・・・正解です!・・・・
レオル「ええ!!!??」
ゼウス&ブレイド「えーー!!! 」
まさに奇跡。ただ単に気持ち悪そうなというイメージからその字を当てたレオル。予想外の事態に3人は大きく目を見開き驚愕のあまり「えー!」としか言葉を発せないでいた。目をパチクリさせる3人。
ブレイド「すっげー!!! 奇跡だミラクルだ!! ワンダフルだ!!」
ゼウス「どんな確率だ・・恐ろしい奴め・・」
レオル「いやオレが一番驚いてるよ!! よく分かんなかったけど、超ラッキーだったな! アハハハハハ。」
ブレイド「よし! これであと3問でいいんだな、案外いけるかもしれないぞ、問題によるが・・」
・・・問題7 季節が変化する理由は何でしょう?
レオル「うん、わかんない。」
ゼウス「きせつが・・へんかする・・りゆう?」
ブレイド「こりゃ簡単だぜ! 答えは、地軸の傾きと地球の公転だ! 正確に言うと、地球が公転面に垂直方向から約23.4度地軸を傾けて太陽の周りを公転してるからだ。」
・・・正解です!・・・・
ブレイド「へへ、どんなもんだ!」
レオル「うひょー! よく分かんないけどとにかく正解だ!」
・・・問題8 聞こえるけど見えないものは?・・・・
レオル「聞こえるけど見えない??」
ブレイド「うーん、なぞなぞかぁ~~」
ゼウス「・・・わかったぞ。」
レオル&ブレイド「何!!?」
ブレイド「ホント!?」
ゼウス「ああ・・・それは・・・・・斬撃だ!」
・・・・不正解です。確かに斬撃は問題文に合致するかのようですが、聞こえない斬撃や、見える斬撃も存在するので不適切です。答えは音です。声などでも正解となります。これで8問中5問正解、3問不正解となりました。残りは2問、クリアするには2問とも正解せねばならずもう後がありません。ご健闘を祈ります。
ゼウス「・・な!!・・・無念・・」
ブレイド「っておいゼウス!! なんか自信ありげに答えたら間違いじゃないかよ!! もーー、ヤバいよ~~」
レオル「何いってんだ、ブレイド、お前がいるじゃねぇか。この通りオレ達は頭はからっきしだ。だから・・・・頼んだぜ!」
ゼウス「・・くっ・・なるほど、そのような斬撃もあるのか・・・ふむ・・」
ブレイド「そこで勉強するかね君は・・まあさっきの超難問じゃない限りは大丈夫なはずだから、多分・・・」
・・・問題9 アクリル棒Aとアクリル棒Bを近づけると引き合う、アクリル棒Bとアクリル棒Cを近づけると退け合うとすると、アクリル棒Aとアクリル棒Cを近づけたらどうなるでしょう?・・・・
ブレイド「!・・理科か・・」
レオル「分かりそうかブレイド?」
ブレイド「・・多分な・・えっと(AとBは異符号で・・BとCは同符号だから・・・・AとCは異符号だから・・・わかった!!) 答えは引きあうだ!」
・・・正解です!・・・・残り1問です・・・
ゼウス「ふん、貴様に頭の良さで競うのは止めたほうが良さそうだな。」
レオル「よっしゃー!! ラスト1問だぜ!! 」
ブレイド「ああ、どんな問題でも来やがれってんだ!」
・・問題10 この世界にキャリアは全部で何種類存在するでしょう?
異質な質問に戸惑う3人。ブレイドも頭を悩ませる。キャリア試験、キャリアを手にするために皆集結した者達。では世の中には一体どれほどのキャリアの使い手がいるのであろうか、またどれほどの能力数があるのであろうか、その本質的な問いに3人は興味津々に心を動かして考え始める。
ブレイド「なに! そんな質問か・・・」
ゼウス「簡単そうだが・・・難しいな。」
レオル「ああ、オレも気になってたな、何種類か・・・・何種類だろう?」
果たして・・3人は最後のクイズに正解できるのであろうか・・
1問目はひらめき 2問目はひっかけ 3問目はひらめきで
4問目は数学です。中学1年レベルの問題です。
5問目も数学です。こちらは大学入試レベルです。数Ⅲの知識を要します。余弦定理から始まり微分をし、増減を調べと多大な計算量となります。
6問目は漢検準1級か1級の問題でしょう。
7問目は中学校理科 地学
8問目はなぞなぞ
9問目は中学校理科 物理 センター試験にも同じような問題が出題されました。
10問目は・・・・次話で




