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友香の奇妙な冒険  作者: イニシャルB
森のくまさん
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逃走

♪ところが~ くまさ~んが あとか~ら ついてく~る♪


しばらく走り、弟たちのいた場所から随分離 れただろう。

私は一安心して気を休めた矢先 ─────誰か来る!

私は咄嗟に茂みに隠れ息を潜めた。 しばらく時間がたたないうちに、黒い巨熊が 通り過ぎていった。

♪トコトコ ト~コ~ト~コとぉ~

♪トコトコ ト~コ~ト~コとぉ~

♪おじょうさん おまちなさ~い ♪ちょ~~っと おとし~もの


……でもこれは私の代物とは思えなかった。 右耳に着けていたもの、それは確かだった。 ……でもこんな色はしてなかった。

真っ白だったはずなのに。

渡されたものは、真っ赤に染まっていた。

これはどういうこと、と問い詰めようとクマの顔をのぞき込もうとしたがその瞬間、背筋‥…いや、全身が凍りついた。

───身体全身に血染沫の跡、口の周りは紅 蓮の如く染まっていた。


♪しろいか~いが~ら~の~ ちいさな イ~ヤ~リ~ン~グ~♪


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