十五夜お月さんなに見てる
今日は十五夜
私は月を……いやおもちを見ている。とてもおいしそうなのにみんな月ばかり見ていて頭を痛めてしまいそうだ。
だから私はおもちをひとつ食べた。食べてしまった。
今日は十五夜
みんなわたしを見ている。普段見られないからすこし恥ずかしい……やっぱりすこし雲に隠れよう。でも、見てくれないとやっぱり寂しい。
おや、あれはあれは汚い子だね。わたしを見ずに餅を見つめてぼんやりして……そんなに餅がいいんだね。それならほうら食べればいいさ。
わたしの中ではこんなに賑やかに餅をついているのに。
わたしのからだは反射でこんなに明るいのに。
見てくれないなら……。
ひとり減ったひとり減った。ようやくすこし楽になった。
わたしは恥ずかしいから見られたくない。でもみんなは豊穣の月を見たいと欲する。なら、ひとりずつ減らせればいいね。そうしよう。
ケフン…ケフン
花よりだんご
どうもこみんです。デビュー一発目がこれとは…
まあ良い良い
月見だんごに月見酒月見草……昔から日本では月見と称して実った作物に感謝をするために美味しいものを食べていたようですね。
そうそうこの前月見うどんを食べました。ただのうどんにキミを乗せただけですがなんだかんだ秋を感じました。
さて……月を意識して見たことはありますか?ないですねそうですね〜。よく見るとうさぎが餅をついているとか、カニに見えるとか、杵と臼に見えるとか。要は視力と想像力の問題な気もしますが、そこまでみられちゃ月サイドもはずかしいでしょう。今回はそんな乙女なお月さまを想像しました。本編でなにがあったかはご想像にお任せします。




