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唯々  作者: 村川葵
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36/98

orega

俺が

走った

夜の夜

丸の内で迷って

行き着く場所まで走って

お前のかけらが

百人程

笑ってたよ

感情的になって

唇を合わせて

骨と骨になって

奇跡的に笑って

忘れもの

しかけて

金魚鉢の中

這いずり

回って

神様に

ナダメラレテ

十字架を切る度に

お前を思い出して

沖縄の空

高く

何もかも

思い出して

素肌の自分に

戻って

ミルクティー

二つ

購入

レシートには

白雉

少女が笑ってた

ありがとうございました

俺はため息ばかり

吐いて

喉には

躊躇い傷

手首には

生きる証

ジョンの生命に

文句は言わない

ボーイごっこは

今日でおしまい

あいつの嘘を

信じたのか

お前も

多少の

嘘を吐くが

生命賛歌を

歌え

この世の端くれは

何時だって

此処だから

万が一は

無いと

緒を這う限り

言い切れる

この

金魚鉢を

この

運命の流れよ




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