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白昼夢   ?

作者: a

 そとを歩いた つめたい風がからだを撫でる 


 なにもない町 そこにあるはずだった たしかにここにあった営みは もうどこにもない


 見渡す限りは黒く ただただ深く黒に染まる町


 わたしは こんなところでなにをしているのだろう


 どうして ここにきたんだろう


 どうして

 どうして

 どうして


 どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして――




 ――ねえ はやくかえろう

 透き通った心地よい声


 わたしはそれに いつも通り答える


 そうだね


 てっぺんで光るお月様が ひとつ影をうつしだして

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