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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第87話俺とメイドさん

87話です。

「雄一君。今日は、よろしくね」



「よろしくお願いします。桃さん」



保健室で、三上さんと、今日来る人を、待っていた所桃さんが、来た。



「早速だけど、私の家に、来てほしい」



「何かあったんですか?」



「メイド達が、雄一君に会いたがっていてね」



「なるほど。じゃあ、行こうか三上さん」



「はい!」



俺と三上さんは、桃さんと一緒に、神宮寺家に、向かった。




□□□











「「「お待ちしておりました。雄一様!」」」



俺が、家に入ると、メイドさん達が出迎えてくれた。



「本日は、どうしたんですか?」



俺は、そう聞く。



「「「雄一様と、お話がしたいです!」」」



「分かりました。何を話しますか?」



「はい!」



メイドさんの一人が、手を挙げる。



「え、質問形式ですか?」



「はい! では、改めて、雄一様は、何故女性に、優しいんですか?」



「優しいつもりは、無いんですが………」



「「「どう考えても、雄一様(君、さん)は、女性に優しい」」」



皆に、そうツッコミを、入れられた。



そう言われてもな、正直困る。



俺は、しばらく考えて。



「女性に、悪いイメージが、無いからですね」



「えっ! そうなんですか!」



「今まで、優しい人に、会ってきたからですね」



「な、なるほど」



良かった、納得してくれて。



「はい!」



次のメイドさんが、手を挙げる。



「雄一さん! 抱きついて良いですか?」



「「「ちょっ!?」」」



「良いですよ」



「「「ファッ!?」」」



「失礼します!」



メイドさんは、俺に抱きついてくる。



「ふあ~、物凄く良い匂い~。ああ~、良い抱き心地~」



「「「雄一様! 私達もして良いですか!」」」



「大丈夫ですよ~」



次々と、メイドさん達が、俺に抱きついてくる。



桃さんと三上さんが、混じっていたが、俺は、スルーした。



「はい!」



抱きつきが、終わり次のメイドさんが、手を挙げる。



「雄一さんの夢は、何ですか?」



夢かあ。



「幸せな、家庭をもつ事ですね」



「「「………」」」



あれ? 何で皆、そんな悲しそうな顔に、なるんですか?



「雄一君」



桃さんが、俺の肩に、手を置き。



「辛かったのね」



はい?



「大丈夫ですよ! 今は、私達の中から、選べますよ!」



何を!?



「ちょっ!? 皆さん、何か、勘違いしてませんか!?」



「「「大丈夫ですよ! 私達は、分かっていますから!」」」



「いや、分かってない!」



俺は、誤解を解こうとし、必死に説明したが、結局誤解は、解けなかった。



「はあ~」



俺は、ため息をしながら、家に帰った。



「ドンマイなのです! 雄一さん!」



家についた瞬間、文美さんに、そう言われた。

読んで頂きありがとうございます。

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