第81話俺と女の子の性
81話です。
「「「雄一さん! 今日は、よろしくお願いします!」」」
「こんにちわ。異端審問部の皆、何時も優が、お世話になってるね、ありがとう」
昨日は、俺のせいで、中止になった。
なので、本当は、昨日の予定だった異端審問部の子達が、今日来ている。
「雄一さん! 異端審問部、部長、糸原雫です! よろしくお願いします!」
フードで、顔が見えないが、元気な子のようだ。
何年生で、何組なんだろうか?
「あ! すいません。1年4組です!」
1年生で、部長か。
「皆さん! ご用件をどうぞ!」
三上さんが、そう言う。
「私達と、パトロールしてください!」
「おお! なんだか、今までで、一番まともですね!」
「三上さん。他の人に失礼」
「す、すいません!」
三上さんは、謝る。
「いえいえ! 大丈夫ですよ!」
「それじゃあ、皆行こうか」
「「「はい!」」」
□□□
「特に、何も無かったな」
「平和なのは、いいことです」
俺が、そう言うと、糸原さんは、そう言う。
「最後に、部室に行きましょう!」
「分かりました」
俺達は、異端審問部の部室へ向かった。
「ここが、部室です」
しばらくして、部室の前につく。
「入りますね」
糸原さんが、そう言い扉を開ける。
「あ! 雄一さん。助けてなのです~!」
文美さんが、縄でグルグル巻きにされ、吊るされてた。
「えっ!? 文美さん!?」
「雄一さん。落ち着いてください。ちゃんと理由があります」
糸原さんが、そう言う。
「では、雄一さんが、来たので、裁判をするよ、裁判長の月下美人だ」
月下さんが、裁判長か………
「まず雄一さんに、確認したい事があるんだが、これを見てほしい」
月下さんは、袋から、何かを取り出す。
「って、俺の下着じゃ無いです!?」
俺が、そう言うと、文美さん以外が、鼻血を吹き出した。
「や、やばりが」
月下さんが、鼻血を出しながら、そう言う。
「何で、俺の下着を月下さんが、持ってるんですか?」
「持ってきだのば、私じゃ無いよ。そこで吊るされている人だ」
俺は、文美さんを見る。
目線をそらされた。
「何で、俺の下着を学校に、持ってきてるんですか!?」
「女の子の性なのです!」
「意味が分かりません!?」
「ちなみに、匂いを嗅いでる所を、女子トイレで、発見されたようだね」
俺は、後ろに後退る。
「ちょっ!? 引かないでくださいなのです!?」
「いや、あの、すいません」
「雄一さん。君は、悪くないよ、悪いのは、これだから」
月下さんは、冷めた表情で、文美さんを見ていた。
「まあ、有罪は、間違いないけど、雄一さん、どうします?」
「とりあえず、今日の晩御飯は、抜きで」
「ちょっ!?」
学園長が、涙目になるが、自業自得である。
□□□
「しくしく」
文美さんは、自分の部屋で、泣いていた。
「雄一さんに………嫌われてしまったなのです」
どうやら、俺が部屋に、入った事は、気づいてないようだ。
「ふ~みさん」
俺は、後ろから、優しく抱き締めた。
「ふえ!? 雄一さん」
「もうこんなこと、しないで下さいね。下着の匂い何て、もう嗅いじゃだめですよ」
「はいなのです!」
「んじゃ、夕飯作ったので、食べましょうか」
「良いのですか!」
「文美さんも、反省してるようですし、大丈夫ですよ」
俺と文美さんは、夕飯を食べに、食堂に向かった。
読んで頂きありがとうございます。




